Intersteno Internet Contest 2023 参加レポート
今回初投稿になります。Intersteno Internet Contestに関する結果はTwitterにて毎年ツイートしていますが、せっかくなので今年はnoteを使って練習記録・本番記録をまとめてみようかと思います。
プロフィール
HN: KouTypin
2015年3月にタイピング同盟ぁ~んに加入
e-typing腕試し3種目(Rローマ・E英語・Kかな)に毎週参加中!
(ここ最近は少しサボリ気味)国際情報処理連盟(インテルステノ)主催
Intersteno Internet Contest 多言語部門 に2016年から毎年参加中!My Keyboard: 東プレ REALFORCE S / R2S-JP4-BK
Intersteno Internet Contest について
INTERSTENO(インテルステノ/国際情報処理連盟)による、タイピングのオンライン世界大会が年に1回、春に開催されています(2023年大会の開催期間は、2023年3月27日~4月28日)。
大会参加国はヨーロッパ各国中心で、本大会は母国語部門(日本人なら日本語のみの得点で競う)と多言語部門(日本語・英語・スペイン語・フランス語等、全17言語の総合得点で競う)の計2部門があります。
競技時間は各言語10分間で、開催期間中の好きな日時に1言語から受験することができます。タイピング競技としては競技時間が比較的長い部類に入り、集中力と持久力の両面が必要となります。
また、年齢区分は12歳以下のChildren、13~16歳のPupils、17~20歳のJuniors、21歳以上のSeniorsの計4区分あり、それぞれに応じて速度と正確性による合格ラインが存在し、Seniorsでは10分間で2400文字以上ミス0.5%以下となっています(どの区分でも出題文は同じ、ミス1により-50点の減点あり)。この条件を満たさなかった場合、その言語に関してはスコアは0点となります。
Intersteno Internet Contest に参加したきっかけ
2015年3月にタイピング同盟ぁ~んに入り、タイピング練習サイトで有名なe-typingの腕試しレベルチェックに毎週参加していました。同年4月頃、タイピングの世界大会(Intersteno)へ日本からも参加できるようになったとの話がTwitter上で盛り上がっていて、いつかは参加してみたいと思いました。
世界大会ではなくてもタイピングの大会には一度参加してみたいと思い、毎日新聞社主催の毎日パソコン入力コンクール6月大会の和文B一般の部・英文Bに参加しました。参加した結果、和文B英文Bともに初段という結果で、これならInterstenoの合格ラインには到達できそうだなと思い、翌年の大会には多言語部門で参加することを決めて、多言語タイピングWikiを参考に練習を始めました。
イタリア語・スペイン語等は打ちやすく、すぐにでも合格基準に達することができましたが、チェコ語・ハンガリー語等に関しては、かなり打ちにくくなかなか合格基準に到達することができませんでした。アルファベットがキリル文字であるロシア語に関しては、合格基準に到達することは当時では不可能でした。
初参加となったIntersteno Internet Contest 2016 では 16言語(ロシア語除く全ての言語)に合格することができ、以降2023年大会まで8年連続で参加しています。
Intersteno Internet Contest 2023 結果
Intersteno Internet Contest 2023 本番を終えた結果、全17言語に挑戦し、総合57580点となりました(昨年比+211点)。多言語部門では世界ランキング20位(年齢区分別Seniorsでは11位)となりました。
今大会では、Intersteno本番練習用TAKIソフトウェアの10分間練習を積極的に行ない、本番10分間の時間感覚をしっかり身に着けることを重視して練習に取り組みました。10分間練習ではある程度決まった文章が出題させるため、既知の文章によるマンネリ化を防ぐべく、Keyhelo を中心に MonkeyType・10fastfingers・Typeracerといった多言語タイピングに対応した練習サイトも活用して練習に取り組んでいきました。
本番では比較的打ちやすい言語(フランス語・イタリア語等)に関しては特に良いスコアを出したいという強い思いから極度の緊張が走り、指が強張るケースが続出し、スコアは伸び悩みました。今大会では、ルーマニア語・クロアチア語・ポーランド語・チェコ語にて本番ベストを更新しました。逆に、過去に本番で出したスコアをなかなか更新できず、伸び悩む言語も数多くあります。
本番は、ハンガリー語→トルコ語→チェコ語→スロバキア語→ポーランド語→ルーマニア語→クロアチア語→フィンランド語→ドイツ語→オランダ語(ベルギー)→イタリア語→フランス語(ベルギー)→スペイン語→ポルトガル語→ロシア語→日本語(TRANSL)→英語 の順番で実施しました(以下ツイート参照)。
Intersteno Internet Contest 歴代記録まとめ
2016年~2023年まで、過去8回参加した大会の練習記録および本番結果についてまとめておきたいと思います。
練習記録(2016~2023年)
本番記録(2016~2023年)
今後に向けて
今後に向けては、比較的打ちにくい言語に関しては各言語の単語認識力を強化する練習を中心に行ない更なる打鍵速度の向上を目指し、比較的打ちやすい言語に関してはスピードを出しやすい一方、打鍵ミスによる修正が増えてしまうことが多いため、正確性重視で安定した速度で打鍵することを心掛けて練習に取り組んでいきたいです。