【イーサリアム新時代?】最新アップデート「The Merge」とは?
皆さんこんにちは!
先ほど、夏の高校野球、決勝戦がゲームセットしましたね。
私も少し試合をみていましたが、とても感動しました。
個人的には、仙台に住んでいたこともあって、
仙台育英の初優勝はとても感慨深いものがありますね!
さて!
今回は、ETHチェーンの最新アップデート「The Merge」について
記事を書いていこうと思います!
現行の状態から、ETH2.0という次世代のバージョンに移行することを「マージ」といいます。
この「マージ」を理解するために、重要な二つの概念があります!
「PoW」と「PoS」というものです。
「マージ」では、「PoW」から「PoS」に移行することを目的とします。
現行システム「PoW」とは?
「PoW」とは、暗号資産の取引や送金データを正しくブロックチェーンにつなぐための仕組みです。
必要な「計算」を成功させた人が、そのデータを「承認」して正しくブロックチェーンにつなぎます。
< PoWの流れ>
取引や送金が発生する
データが他者によって承認される
ナンスと呼ばれる答えの値を計算で発見する
他の計算者に答えを発表し、正しいかどうか判断してもらう
正しいと判断されれば、報酬として暗号資産が手に入る
一連の事象をブロックチェーンとなり、
「マイニング」というデータの承認行為を行う。
マイニングを行う人をマイナーという。
<メリット>
・取引記録の改ざんが難しい
→過去のデータを改ざんしたければ、そのデータ以降のブロックのナンスを計算をしなければいけないため、改ざんするよりマイニングしたほうがよい
<デメリット>
・マイナーの競争が激化すると、マイニングによる電力消費が深刻になる
→CPUの計算能力を考えると個人レベルでは難しく、
結局大資本組織のマイナーに独占される恐れがある。
ETH2.0システム「PoS」とは?
「PoS」とは、保有する資産の多さによってブロックチェーンに新たなブロック追加を承認するノードが決まる仕組みです。
< 承認者となるには? >
証明を行うノード、所有者が一定水準以上の資金をかける。
これによって、、
→掛けた金額に応じて、ネットワーク上のトランザクション手数料を報酬として受け取る。
という仕組みになっています!
「PoS」の「S」は、ステーキングの「S」で、
以前もお伝えしたように、株式の配当金のようなものです!
< メリット >
・PoWの弱点である消費電力量を削減することが出来る。
・ステーキングされている資金があるため、「51%攻撃」のような改ざん行為にも強い。
・「シャーディング」というトランザクションの検証作業をグループごとに分割して行う技術があり、処理能力が改善する。
< デメリット >
・PoSは、暗号資産を長期的にわたって保有していた方が有利なため、
短期間で売却しようとする人が少ない。
→購入したい人がいても売り手がつかないため、市場の流動性が高まらない!
「The Merge(マージ)」後の変化は?
サステナビリティ
より環境に優しくサステナブルなイーサリアムとして生まれ変わる
マイナーはステーキング
メインネットを検証するためにステーカーが割り当てられるが、
マイニングが不要になるため、マイナーはETHをステーキングしないといけない。
イーサリアム2.0の周辺機能
マージを阻害する追加機能を最小限に抑える
→ステーキングされたETHを引き出す機能などは後回し
まとめ
以上、今回はETHの今後の展望ということで、
「マージ」と呼ばれるシステム変更をお伝えしました!
このような仮想通貨の中身については、とても複雑で難しく、
私自身もまだまだ知識が不十分なところもあるので、
みなさん詳しい方がいらっしゃったら、どんどん教えてください!
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