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経営を良くする整理整頓のコツ

アグリビジネスパートナーの高津佐です。

農業経営者向けセミナー
「明日からでも出来る農業経営を大きく変える小さな改善」
とうとう来週に迫ってきました。
2019年4月22日(月)  13:30〜16:30   JAAZM別館302研修室(宮崎市霧島1-1-1)
詳細は下記のURLをクリックしてください。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe49-xLD58BMXRC3CUz8i4Yj-CPg7MqGf-M0dZ2Guc-b7XeOA/viewform?usp=pp_url

テーマと講師はこんな感じです。

テーマ① 小さな改善が農業経営を変える!!
「阿部梨園の新しい農業経営」〜農家の小さい経営改善と農業経営の未来〜
阿部梨園 マネージャー 佐川友彦氏

テーマ② 人手不足にどう対応するのか!?
「農家でも使えるスタッフ採用と定着のポイント」
office SUGIYAMA代表 社会保険労務士 杉山晃浩氏

テーマ③  会計を制するものは経営を制す!!
「農業経営改善とfintechベンチャーが目指す役割」
freee株式会社 マネージャー  森成徳氏

まだ間に合いますので、お近くの方はぜひご参加ください!!

整理のコツ

さて、本日のテーマに参ります。

「整理整頓」

これ、順番があります。必ず「整理」をして「整頓」をすること。必ずです。「整理」をしないで「整頓」は行えません。ここでおさらい。

整理とは、要るものと要らないものを分けること。

そして、要らないものを捨てます。すると、要るもの、必要なものだけになりますよね。そこで、整頓です。


整頓とは、要るものの置き場所を決めて、使用後は必ずその場所に片付けるようにすること

整頓が出来ると、探す手間や紛失がなくなります。丁寧に扱うようにもなります。

最初の段階の「整理」をどう実施するのか丁寧に説明します。

大きな会社などは「5S推進委員」などの組織を作ってみんなで取り組みましょうという説明をしますが、今回はあくまで農家さんに取り組んでもらうための説明をしたいと思います。

やると決める!!

最初にすることはやると決めることです。整理整頓は「意志」です。なぜなら、やらなくても、なんとかなっているからです。しかし、経営のレベルアップを図りたいのならば必須事項です。

まず、「やる!!」と決めて、取り掛かりましょう。1日のスケジュールもしくは週間・月間のスケジュールの中に、「整理」をする時間を組み込みます。

例えば、1日1時間でもいいし、週に1回2時間でもいいでしょう。無理のない範囲でスケジュールを抑えて、「必ず実行」します。

たぶん、この段階で約7割が脱落します。

決めたら必ず実行するようにしましょう。決めた日時で実行したら、整理が終わらなくても、次回に持ち越しでも構いません。なぜなら、継続して実行することが大切だからです。

判断に迷うものは?

整理を始めると

必ず使うもの
使わないもの
使うかもしれないもの

が出てきます。必ず使うものは残します。使わないものは捨てます。使うかもしれないものはどうしますか?「もしかすると必要になるかも」とかありますよね。
原則は「使うかもしれないもの」も捨てます。

でも、最初は抵抗がありますので、お勧めする方法は

「使うかもしれないもの」置き場を決めて、そこに一括して保管してください。そして、定期的に見直して、やっぱり使わないなと思った時に捨てるようにしてください。

良くないのは、「必ず使うもの」と「使うかもしれないもの」を混在させることです。使ったか、使わなかったがわからなくなりますからね。「必ず使うもの」を探す手間もかかります。

整頓のコツ

さて、「整理」を行なったら次は「整頓」です。
でも、全てを1日で行おうとは思わないでくださいね。絶対に終わりませんから。少しずつやっていきましょう。

「整理」は出来たので、

必ず使うもの・・・これだけが現場にあります。
使わないもの・・・廃棄しましたね。
使うかもしれないもの・・・隔離された場所にあるはずです。

となっている状態です。

さて、次は「整頓」です。現場に残った必ず使うものを「整頓」することになります。

ここで、考えなければいけないことは「必ず使うもの」の種類です。必ず使うものはその使用頻度によって分類できると思います。

・毎日使うもの
・1週間に1回程度使うもの
・1ヶ月に1回程度使うもの
・数ヶ月に1回程度使うもの
・年に1回しか使わないもの
・緊急時に使うもの

整頓の目的

整頓の目的は、「必要な時に必要なものを探す手間なく、スムーズに使える状態にしておくこと」です。従業員も含めて複数人で農業をしていると各々が片付ける場所が違うと次に使う時にどこにあるのかわからない状態になります。この探す時間が日常の中で多くの時間を占める場合もあります。デスクワークの例ですが、この探す時間は年間150時間になると言われています。

さて、今回はここまで。次回は整頓のコツを詳しくお伝えします。

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