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光をまとう人

先日出会った不思議な人のお話。

友人の紹介で、一つ年下の
女性二人と会った。

友人と共に、待ち合わせ場所に先に来ていたAさんは、とても目元が綺麗だった。
きっとマスクを外しても
すごい美人なんだろうなぁ。
と思って見ていた。

ん?なんだろう?
少し不思議な感じがした。
気のせいだろうか…。

Aさんと話してみると気さくで、明るく無邪気な感じがした。

明るい…そうか!
なんか、この人の周りが明るい!

Aさんの明るい人柄やその場の会話の雰囲気のせいではなく、
周りの建物や太陽のせいでもなく、

多分、Aさんの周りを取り囲む空気が、他より少し明るいように見えた。

その後、気のせいかもしれない、と思って何度も周りの景色と比較したり
自分の位置を変えたり、見る角度を変えて見直してみたが
やはり明るい空気があるように見えた。

ちなみに、私は人のオーラを見ることができない。ちょっと霊媒体質なだけで、幽霊も見えない。

そんな私でも気づいてしまうほどに、Aさんは白い光のようなものをまとっていた。

少し遅れてBさんが待ち合わせ場所に現れた。

Bさんは開口一番、自分を卑下するネガティブな言葉を連発していた。
いそがしい中で時間を合わせて来てくれたので、なにも悪いことなどないのに…。

そんなに自分を悪く言っちゃダメですよ。何も悪くないです。ご自分を大切にしてくださいね。

と、つい言ってしまったが
Bさんからは、ネガティブなエネルギーが全く伝わって来なかった。

どうやらBさんはネガティブな言葉も使いながら、人を気遣っていたり、周りを楽しませたりしているようだった。
まるで、自虐的なネタを使って人を笑わせようとするお笑い芸人のようだ。
Bさんはスピリチュアル的なことも言うので、思いきってAさんがまとう光について話してみた。

Aさんはビックリしていたが
Bさんは少しも驚いていなかった。
Bさんには、最初から見えていたらしい。

手相を見せてもらったら、仏顔が開いていて、多分幽霊を見たり感じたりできてもおかしくない
霊感の持ち主に見受けられた。

私『あら…Bさんは、幽霊が見えるか、その場にいることを感じたりできますね?』

Bさん『そうなんです。見えたり感じたりすると引っ張られてしまうので、見ないように、気にしないように努力してます。Aさんの光については、Aさんは強い力で守られているんです。』

Aさん『えー?私の周りにそんなのあるんですか?知らなかったです。私、霊感は全然ないんです。でも一度だけ、生きている人の霊を見たことがあります。それと、よくお知らせが来ます。亡くなる人が私にだけ知らせてくれるんです。』

手相を見せてもらったら
霊感は強くなさそうで、幽霊は見えない人だと思った。
でも、それなのに、生き霊をみたり、知り合いの死者の声を聞いたり、生前に仲良くしていた死者からお別れの挨拶を何度も受け取っているそうだ。

霊感ではなく、それ以外の部分で他人と魂の交流をしているのだろうか?


Aさんがまとう光に関係していそうな気がした。

まるで、最後にこの白い光に
会いに来ているような…

きっとAさんは
とても神様に愛されている人
なのかもしれないなぁ。



月食の写真です!
イクラじゃありませんよ。

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