皐月賞 予想
4月16日 中山 芝 2000で行われるクラシックレースの皐月賞を予想していきたいと思います。今年出走の馬の中にG1馬が不在で混戦と言われています。
昨年度は、イクイノックスやドウデュースを負かしてジオグリフが勝利しました。ジオグリフはその後結果を残せず、海外のダートのレースに出ていました。ドウデュースやイクイノックスは今では芝でトップレベルの馬に成長しています。
皐月賞は中山最終週で行われるため、馬場が荒れた状態でのレースになることが多いです。そのため、スピードタイプの馬より、荒れた馬場でも好走できるパワータイプの馬が勝利する傾向があります。昨年の結果がわかりやすい例ですね。
レースレベル比較
今年の皐月賞は前に行きたい馬が多いのでそこそこ序盤のペースは流れると予想してます。そのため、スローペースで結果を残した馬よりミドルからハイペースで流れたペースのレースを経験できたかは重要になってきます。スローペースではなかった重賞レースは次の2レースで、朝日杯FSとスプリングSです。
朝日杯FS 阪神 芝 1600 G1
1着のドルチェモアがスタートを決めて緩みのないペースでレースが進みました。1000mは57.8で通過しました。出走していたダノンタッチダウンは中団内にポジションを取って、最終直線では外に出して上がり最速の足を使えたが2着でした。
スプリングS 中山 芝 1800 G2
逃げたグラニットがペースを握り、1000mは59.4で通過となり重馬場としては早いペースでした。前にいた馬で唯一馬券に絡むことができたホウオウビスケッツと差して勝利したべラジオオペラは高い評価を与えるべきだと思いました。
続いて、ペースは早くなかったがメンバー的にレベルが高かったと思われる共同通信杯について比較を行っていきます。
共同通信杯 東京 芝 1800 G3
逃げ馬候補のタッチウッドが出遅れてペースは1000m1分超えでスローペースでした。結局、出遅れたタッチウッドがハナを取ったが、前につけていたファントムシーフがタッチウッドをかわして勝利したレースでした。
共同通信杯で4着だったタスティエーラと6着だったシーズンリッチが次走重賞で1着を取っているので、共同通信杯で馬券に絡むことができた馬は今回のレースでも能力上位と評価しています。
よって、朝日杯FS、スプリングS、共同通信杯の3つのレースを高いレベルだったと評価しました。
推奨馬
◎ べラジオオペラ
スプリングSでは展開に恵まれたとはいえ、能力の高さを証明した。重馬場も問題なくこなせたので、土曜日の雨も影響はなさそうです。さらに、枠も絶好の外枠を引けたので、条件は良さそうです。騎手の乗り替わりはありますが、中山が得意な田辺騎手なので問題なさそうです。1800mから距離延長で皐月賞に出走した馬の好走データも追い風です。
○ タッチウッド
共同通信杯では出遅れながら2着に粘ることができました。能力は底知れず、今回ゲートの練習も行っているので、スタート出遅れなければ好走は間違いなし。グラニットが逃げると思うので、その後ろに控えることができればベストだが、気性が荒い馬なので武豊騎手がどうやって導くか楽しみです。
▲ ダノンタッチダウン
休み明けだが、最近はこのローテーションも増えてきているので問題なさそう。なぜこんなに人気がないのかよくわからないので、積極的に狙ってもいいかもしれない。外差し環境になってきているようなので、この馬にも展開が向く可能性が高いです。
△ フリームファクシ
2000mのレースを使い続けている馬です。折り合い面が難しい馬で、前走までは川田騎手がペースを制御しながらレースをしていました。今回、レーン騎手が乗るので能力を最大限引き出せば馬券に絡むと思われる。スピード勝負というよりもパワースタミナの持続力勝負が得意な馬なので皐月賞の舞台も適していそうです。
△ ファントムシーフ
欲を言えば、ハービンジャー産駒なのでもう少し外枠が欲しかった。前にポジションを取って好走しているので、ホープフルステークスでは出遅れて4着だったリベンジなるか。能力は上位です。
△ ホウオウビスケッツ
6月生まれで不利があるものの、スプリングSでは前が厳しい展開で残ることができました。マインドユアビスケッツ産駒で荒れた馬場はプラスです。今回好走できなくても、今後楽しみな1頭なので注目すべきです。
馬券
混戦なので単勝を多めに買いました。