今日はじ2の備忘録 #003
鍋焼きうどんの夢を見ながら、冷やし中華に思いを馳せる、そんな季節、いかがお過ごしでしょうか。稽古も3日目となりまして。
今はどのシーンでどこから誰が入ってきて、どの位置で芝居を始めて、どの範囲で動いて、どう去るのか、あるいは居るのか、という整理のための稽古を行っています。
とはいえ、冒頭から順番に稽古ができるとベストではありつつも、そうはうまくいかないのが世の常だったりもします。
きっと通し稽古のように頭から終わりまでやってみたら、逆のほうがいいとか、転換に時間がかかりすぎるとか、色々と障害、躓きの石が現れることでしょうね。そういう石はその時にならないと気づかない事が多い。気付いた時には躓くのです。
動きの整理の時間ですが、どのように演技プランを考えてきたのかなどは読み合わせから一日経った中で、それなりに、それなりにですが、見えたものもあったりします。成立するもの、イメージしていた音、トーンになるという気配、予感があるものもあれば、このままやるとどっかで大変になるだろうなというものもある。しかし今は模索する期間でもあるので懸命に検討いただいて、相方となる役者とも対話をして、そのシーンの意味合い、何が出来るというのを深めていって欲しいところ。
昨日の最後にやったあるシーンは思わずコメディになっていたけれど、作品が違っていたらやってほしかったな、とも書き添えておきます。もしかしたらそういうコメディ的な立ち回りができるシーンがあるかもしれず、ちょっとだけ私の中で保留。
役者が思っていることも稽古初期から出てきていて、とてもいい傾向です。今日はちょっとだけ短めの文章となりました。そういう日があってもいいですよね。(書こうと思えばあと1,000字ぐらいは振り返れますがやめておきます)
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