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無視できの備忘録 #8
だいぶ涼しい日が続いており、エアコンのない部屋で仕事をするにはもってこいの季節だが台本は削ったり追加したり、入れ替えたりが続く。
しかし、ようやく主人公の内面が見えてきた気もする。同時に彼女の人生において何が起きるのか、何が起きているのかが見えてきた。もう少しでつかめるだろうか。掴んだのがただの影でなければいいが。
今日はあまり備忘録としては長く書かないつもり。ちょっと深まった台本の流れがあるのでそっちに時間を割こうと思っている。
三原桜という主人公、いつも私は主人公が能動的な動きをしてくれないことで困ることが多い。性格が消極的なわけではないが、自分の物語を語ってくれないキャラが多いのだ。そこでひたすらテコ入れして形を直していく。
今回、相方とも言うべきキャラ、川島楓が地元を離れて東京で頑張ることを決意し、桜は地元で頑張ると決めた。二人して音楽の夢を抱きながらもそれぞれの道を見出して別れる。6年後に再会したとき、二人共どん底と言えるかは定かではないが、彼女たちの人生としてはどん底にいる。じゃあどうやってそのどん底から這い出すのか抜け出すのか。そこまで舞台で語るのか、という取捨選択を考える。どういう人と絡むとどういう物語が生まれるのか。諸々考えることがまだある。
ひとまず私はこの三原桜のキャラ設定としてひとつつけくわえることにした。ライブハウスでバンドメンバーと舞台上で乱闘してしまうような性格。キーボードを勢い余って投げてしまう。そしてあらゆるライブハウスに出禁をくらう。今回の主人公はだいぶ荒々しい予感がし始めた。