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無視できの備忘録 #12

昨夜から先程まで数ページ書いた会話を削るかどうするか悩んでいる。削ったとして他の箇所に入れるかと言うと入れられない内容でもあるので削ったら削ったで終わりだ。今は残しておいて先に進めるかというと台本は会話や行動の積み重ねだから保留にして次へ進むのは厳しい。あるなしでその後の展開などが変わってしまう。あと数時間悩んでみよう。削る削らない以外でも何かしら方法があるやもしれない。

同時に前半の会話が気になり始めて何度目かの再読。細かい語尾を修正し、保存時のバグだろうかみたいなものも見つけたりした。印刷する前に見つけられてよかったと言えば良かった。

これから書くシーンは現在と過去(回想)のシーンだが結構長めのシーンになるとは思っていて、ただ長すぎると60分というきりのいいポイントをすーーーっと通過してしまうが、やむを得ないだろうか。みたいなことも考え出すと止まらなくなる。60分というのはだいたい上演時間の真ん中をイメージしている。つまりは本作は長くとも120分以内で終わらせる想定なのだ。

歌唱シーンがどのぐらいになるのかも上演時間を算出するのを現状難しくしているところもある。歌唱シーンについては現状何かしら照明で演出するというのは考えていなかったがちょっとぷつぷつとアイデアが生まれかかっているというのもある。

歌唱シーン1の今現在のイメージは学校の教室あるいは部室である。夏、放課後、16時ごろだろうか。夏なので昼間とそこまで大差ない窓外の陽光である。夕暮れとかだともっとしんみりして、場面の印象に一役買ってくれるのだが、夏なのだ。照明効果があるようなライブハウスやホールで歌を歌うというシーンとしては作っていないので逆にそれをやってしまうと違和感を抱く自分がいる。のだが、これについては再考の余地が出てきた。まあ、照明さんとの打ち合わせでどうなるかはまだわかっていないし、まだ照明さんにこういうの出来ますかねとも聞いていないし、その歌唱シーンをまだ書いていないのでこれについては寝かせる。と言ってももうそのシーン含めて書かねばならないのはわかっている。そのためにも前半部分の再読が必要なのに書いている文字、語尾が気になって修正していたら再読の目的を忘れているというね。

いったんnoteはこの辺にして台本に戻ろう。本作は前半の1幕、中盤1として2幕、中盤2として3幕、ラストの4幕という構成にはなるだろう。いつも思うが45ページを書き終わったぐらいには「ああ、書き終わるなぁ」という感覚を持つが、いまのところまだそこに至っていないので書き終わるのかという印象しか抱いていない。

そして深夜に目が覚めて台本を寝ぼけつつ書き始めるという現象が起きるのもそろそろだろう。ただ寝ぼけているとは言っても書いている記憶はあるので、朝目が覚めて妖精さんが台本を書いてくれたよ、という感動は得られない。はい今日はここから書くのねという気分で朝を迎える。もう少し今日は終わるぞと思えるところまで書き終わりたいものだ。

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