反転授業のメリット(デメリット)
はじめに注意を言っとかないと
今日から暫くの間,反転授業について考えていることを話していこうと思います。ですが,あくまでもネット記事なので,一人の実践者として語っていきます。要するに,主観を多分に含んでいるということですね。その点,注意して読んでください。
反転授業のメリットについて
メリットはズバリ,
授業中は生徒の活動に注視できる
という点です。だからこそ,アクティブラーニング(AL)と親和性が高いです。
少し脱線しますが,学習観のパラダイムという言葉が言われ始めたのはいつでしょうかね。学習観のパラダイムとは「教師が何を教えるか」から「生徒が何をできるようになるのか」ということ。(あまり厳密には勉強していませんが・・)これについては,誰かから聞いたり教わったりした経験はないのですが,私は自然とこの発想になっている気がします。
この観点からすると,反転授業は教師主体の考えであるため,学習者主体で考えるならば「反転学習」と呼ぶ方が適切でしょうか。まあ,実践者である私の記事なので,教師主体の反転授業という呼び方で進めます。
話を戻しましょう。反転授業においては,生徒は事前に動画で知識を得ているため(教師都合の発想)。授業中は生徒の活動に時間を割くことができます。具体的には,問題を解く,意見を交わす,教え合う,発表,相互添削などなど。このように,得た知識を活用することに集中できます。具体的に扱っている問題としては,数研出版の「4STEP」ですね。扱う問題を工夫する余地はあるかもしれませんが,結局は授業の組み立て方次第だと思うので,問題の選定にはこだわっていますが,問題自体にはこだわっていません。
メリットとしては,こんな感じでしょうか。まだまだ深掘りはできそうですが一旦この辺で。次,(デメリット)にいきましょう。
反転授業の(デメリット)について
反転授業の(デメリット)について,あえて括弧書きにしました。いくらでもデメリットはあります。彼らが事前に動画を見てくる前提で授業を組み立てていますが,実際のところ事前に動画を見てくる保証はありません。先程書いたように教師都合の発想なんですよね。他にも,生徒目線でいうと
予習の負担が大きい
10分以上の動画は見てられない
部活動などで忙しいと予習する時間が取れない
とかですかね。教師目線でいうと,
動画の準備が大変
とかでしょうか。
でも,私個人としては,あまりデメリットには感じていません。だからこそ括弧書きにしました。言いたいのは,授業中だけでなく授業外での工夫次第でこのデメリットを極力減らせるということです。というか,どんな授業でもデメリットはあると思います。一斉授業であっても,生徒が眠くなってしまうとか,なかなか理解してもらえないとか。そのデメリットを,何らかの
工夫をして克服するのが教師の務めなんじゃないでしょうか。
ということで,反転授業のメリットと(デメリット)についてでした。引き続き,深堀って行こうと思います。
毎日投稿するために,中途半端に区切っていますw(ただいま23時51分)
それでは,また。