学年の絆が深まるレク ~進化じゃんけん~
学級や学年を盛り上げていく際、レクは大きな力を発揮します。
そこで、今回は学年でも学級でも楽しめ絆を深めていくことができる「進化じゃんけん」を紹介していきます。
進化じゃんけんは、じゃんけんゲームの1つで、じゃんけんに勝つことで「進化」していくゲームです。
最初は全員同じ状態からスタートし、じゃんけんに勝つごとに姿が変わっていき、最終形態を目指します。
学級レクから学年レクまで、大人数でも少人数でも楽しめる、簡単なレクリエーションです。
以下、進化じゃんけんのルールを分かりやすく説明します。
1 スタート地点
全員同じ状態(例:卵、ミミズ、赤ちゃんなど)からスタートします。
2 じゃんけん
同じ状態の人同士でじゃんけんをします。
3 進化
じゃんけんに勝つと、次の段階に「進化」します。
負けた場合は1つ前の段階に「退化」します。
4 最終形態
決められた最終形態(例:人間、神様、宇宙人など)に到達したら、その人はゲームから抜けます。
5 終了
全員が最終形態になるか、制限時間になったらゲーム終了です。
例:卵→ひよこ→ニワトリ→人間 の進化の場合
卵: 両手で丸を作って頭の上に乗せます。
ひよこ: 腰のあたりで手をパタパタさせ、「ピヨピヨ」と鳴き真似をします。
ニワトリ: 片手を頭の上に乗せてトサカに見立て、もう片方の手をお尻につけて尾に見立て、ニワトリのように歩きます。
人間: 普通に立ちます。
上記の例「卵→ひよこ→ニワトリ→人間」のように、分かりやすい段階を設定すると子どもたちもわかりやすくて良いです。
他の動物の成長過程や、人間の一生(赤ちゃん→子供→大人)などもよく使われたりします。
その他のルールの工夫
ジェスチャー
各段階で分かりやすいジェスチャーや鳴き声を決めると、より楽しくなります。
負けた場合
負けた場合にどうするかは、事前に決めておきましょう。
一つ前の段階に戻る『退化』だけではなく、そのまま変化なしにすることもできます。
進化過程のアレンジ
進化の段階やジェスチャーを自由にアレンジできます。例えば、卵→カエル→ヘビ→ワニ→恐竜→人間など、子供たちが好きなものを取り入れると盛り上がります。
私は以下のようにアレンジしています
①ゴキブリ しゃかしゃか動く
②カエル カエル跳びで移動
③うさぎ 頭の上に手で耳をつけてはねて移動
④サル サルのものまねして移動
⑤人間 普段通り歩く
⑥神 人間界を見下ろす
進化じゃんけんをみんなで盛り上がろう
最初に全員で進化の順番とジェスチャーを確認すると、スムーズにゲームを進めることができます。
音楽を流しながら行うと、さらに楽しくなります。
進化じゃんけんは、ルールが簡単で誰でもすぐに参加できるのが魅力です。
ぜひ、色々なアレンジを加えて、楽しんでみてください。