無意識の存在 山田ズーニーさんの場合
なぜ書くようになったのか、第3回です。
編集ライター講座の中で楽しみにしてのは、山田ズーニーさんの講義でした。山田ズーニーさんはほぼ日で「おとなの小論文教室。」という連載を長くやっている方です。
僕はほぼ日で毎週このコンテンツを読んでいたので、山田ズーニーさんがどんな講義をしてくれるのか興味津々でした。
ズーニーさんは、初めに自身のフリーになった体験を語りつつ、無意識について言及しました。
「書くとは、自分の無意識に問いをたて、言語化する行為なのです」
あれ?嶋さんの講義と通じるものがあるな。
でも嶋さんの場合は多くの人の無意識のことを言っていたのですが、ズーニーさんは自分自身の無意識について言っています。
僕はこの講義で、俄然、書くことに興味を覚えました。
編集よりも、自分が書くことに強く興味が湧いたのです。
おそらく、自分を知りたいという欲求が僕の中で強かったのだと思います。
ズーニーさんはさらに続けます。
「だから皆さんは表現できるのです。ちゃんと書けるのです。自分の無意識に問いを立てることができさえすれば」
なんということでしょう。
僕にも書くことができるということなのでしょうか。
編集よりも書くことに強く興味を持つきっかけになった講義でした。
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続く
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