時代の変化
母が亡くなって、はや三年。
一人暮らしの父を想い、
毎月、母の月命日の近くの週末に
実家に帰っています。
かみさんが、
フラワーアレンジの仕事をしているので、
毎回、仏壇に飾るお花と、
お墓参り用のお花を作ってくれています。
で、孫と楽しい時間を過ごせればと
思っているのですが。
最近、父の頑固さが
僕らもどう対処していいのか
難しくなってきています。
僕らは僕らが良いと思う価値観を
深めていこうとしているのですが、
それとの齟齬が大きくなってきているのです。
時代の変化といえばそうでしょう。
それを父に理解してほしいというのは、
難しいことだと思っています。
父にしてみれば自分が正しいと思って
がんばってきた世界を守りたいし
それを、息子にも理解して欲しい
という想いもあるのでしょう。
お互い寂しい想いをしているのでしょうね。
でも、時代は確実に進歩していると僕は思うのです。
(それは僕らが進歩しているということではなくて、
僕らもそれを理解しなければいけない
歳になってきたという意味です。
自分らの正しさがすべてではないという意味で。)
父の正しさとは違う考えをもつ僕らは、
これからどう父との関係を
深めていけるのでしょうか。
そんなことを思う帰省が、最近続いています。