腹をたてることについて
今日、場末の居酒屋で飲んできました。
多くの人がワイワイガヤガヤ、楽しそうに話しをしています。
そこで、耳に飛び込んでくるのは、大抵誰かに腹をたててる話なんですよね。
そりゃそうですよ。
そりゃ腹をたてますよ。
でも、なんで人って腹をたてるんでしょうね。
自分を振り返って見ると、自分に余裕がない時が多い気がします。
「なんで自分の思ったことと違うことをするのか」
というのが根本的な原因なのだと思います。
それによって、自分の正しさが脅かされる。
それが怖いから怒りとなって現れるわけですね。
自分を守りたいという根源的欲求からの怒りなのでしょう。
でも、冷静になって考えてみると、自分の思った通りに全てが動くことってまずないですよね。
そうなったら逆に怖いです。
自分の思った通りにいかないのは当たり前だと思えたらどうでしょう。
別に腹をたてる必要はなくなるかもしれません。
だって、みんな自分が正しいと思うことを一生懸命やっているだけなんですから。
僕だってそうです。
ただ、自分が正しいと思うことを一生懸命やってるだけなのです。
それでも、僕に腹をたてる人はいるでしょう。
僕も誰かに腹をたてるでしょう。
居酒屋という場所は、そういうものが、ひたすら渦巻いている場所なんだなと今日は感じました。
でもそれがなぜか愛おしく感じたんですよね。
みんな一生懸命生きてるんだなぁって。