お茶の小唄🍵
先日、小唄のお仲間に誘われ茶道体験に行ってまいりました。
客人をもてなす精神、見習いたいものです。
せっかくなので、お茶にまつわる小唄をまとめてみます。
〽️水指
水指の二言三言言いつのり
茶杓にあらぬ癇癪の
わけ白玉の投げ入れも
思わせぶりな春雨に…
(お茶のお道具が掛詞で頻出する唄。茶道体験でお菓子をむしゃむしゃしながら、これが水指?これが茶杓?とじーっと先生の所作を見てしまいました。)
〽️茶のとが
茶のとがか 寝られぬままの爪弾きに
浮河竹の水調子…
(寝付けないで三味線を弾くなんて、いい趣味をおもちだなあ)
〽️梅にも春
…濃茶ができたらあがりゃんせ
ササ、持っといで
(あがりゃんせって、そんなノリじゃないかもしれません)
〽️酒の相手
酒の相手に話の相手
苦労し遂げて茶の相手
(茶道のお茶ではないかもしれませんが、ほわっとする唄で好きです。)
〽️茶漬け(二人一緒に)
浮世はさらりと茶漬けにしよ
(とりあえず「茶」が出てくるので。夏に似合う涼しげな唄です。新婚さんになったら初々しく唄いたい。)
着物や他の道と同じく、基本の筋はあって芯を保てばある程度自由なのかなあと感じました。
どんな芸、道でもその基本や芯を掴むのがまず難しいんでしょうね😅