無名な自分がスペイン2部のクラブに入る話⑤

開幕10連勝

開幕戦5-3の撃ち合い制して勢いに乗れたね。
昇格できるチームは18チーム中、2チームだけ。そんな勝てるなら余裕やん。
って思って方、甘いね。
リーグ戦は、ほんま何があるかわからない。
10連勝の後、2連敗してるから、勝ち点差はそこまでない状況だった。(ちなみにその敗戦した2チームとは後半戦では大勝して雪辱を果たしてる

首位攻防戦で開始20分で退場

前半戦の山場、首位攻防戦で出来事。
右WGが暴言で退場。
まぁ別に退場は珍しいことじゃないんだけどね。
起きてしまったことは仕方ないということで、フアンとベンチ前で緊急会議。
退場までの流れは良かったし、点も取らないとあかんし…とか話して。
結果
1433から1423へ
中央の2人だけ呼んでカバーしなければならないところと、2人でバランスとる必要があることを確認して送り出した。あとはキャプテンに明確に「引くな、押し込んでるのはこっちだから同じようにプレーして、点取りに行くぞ。」とだけ。

この時彼らの能力の高さを改めて実感した。
ちゃんと10人でやらなければならないことができてる。
ポゼッションもしながら、引く時は引ける。状況判断が各々できてるなぁと感心した。
1人減ったけど、先制した時は後ろからいつも通りのビルドアップで崩して取った点だった。

第二回緊急会議

さて先制したし、このまま中盤2枚でいったら、90分も持つわけないから、フアンと話し合い。
結果
1423から1351に。
WBをおいて、中盤数戻して、次はサイドの2人がバランス見るように指示。
この時システム色々動かしてるけど選手交代はしてない。3バックにした時はボランチがCBに入ってWGが10番のポジションに入ってる。
それでも問題なく対応してる選手達の引き出しの多さは、これまでに培った経験からきてるんだろなぁ。ユースの選手は、仮に8歳からサッカー始めてたら200試合近くリーグ戦の試合こなしてるから、こういう対応にもある程度対応できる強みがある。

そんなこんなでシステムを前半で色々いじったが問題なく1-0で終わりそうな前半終了間際にカウンターでもう1点おまけがついて2-0で折り返せたので内心してやったりでロッカールームへ引き上げるフアンと自分だった。