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南米チリ旅|阿部雅龍がいよいよ南極へ

こんにちは。髙橋こうたです。

まもなく、世界最南端の都市 プンタ・アレーナスでの時間が終わりを迎えます。

人類未踏ルートでの南極点到達を目指す冒険家・阿部雅龍に同行し、南米チリで共に過ごした約2週間。
日本出国の日を遥か昔に感じるほど、濃密な日々でした。

15年前、私と阿部雅龍は大学の同級生として出会いました。
彼にとって初めての冒険、自転車での南米大陸縦断の帰国後です。
日に焼けた金髪で大柄で寡黙な男は、初対面で全く目を合わしてくれず服装もチャラい感じで、正直 苦手なタイプだと思いました。
しかし冒険談を語る口調は子供のように純粋で、おそらく私はそのギャップに引き込まれたのだと思います。

大学卒業後も何だかんだ定期的に会い、現在は写真家と冒険家の関係性で作品制作も行っています。
彼が南米から帰国したタイミングで私たちは出会い、その2人が今揃って南米にいるというのは非常に考え深いものがあります。
南米から始まり、再び南米へ。
今回、阿部雅龍の集大成ともいえる冒険に同行できたことを誇りに思います。
そして友人として、出会った頃と変わらず純粋に語り合えたことも。

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体感気温-50℃の世界を60日以上 単独徒歩で約1200km突き進む挑戦。
彼の悲願が達成されることがもちろん理想ですが、本音は「生きて帰ってきてほしい」の一言。本当にそれだけ。

冒険帰国後は地元秋田で、出会った大学校舎内を歩きながら、また当時のことでも語り合いたいなと思います。
ガリュウさん、どうか気をつけて。

写真家 髙橋こうた


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        (写真撮影・デザインなど)

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