落書きが○○を高める!
今回の記事は「落書き」です!
科学的な検証により落書きにはあることを高めることがわかっています!
落書きと言われると、小学生のころに自由帳などに絵をかいたり、迷路を書いたり、好きなキャラクターの絵をかいたりなどの想像するかもしれません。また、ノートの隅にパラパラ漫画のようなものを描く人もいたのではないでしょうか?
はっきり言って「落書き」のイメージは良くはないですよね。落書きしている人は「集中力が不足している」、「注意力が散漫している」などの否定的な言葉が多いと思います。ネガティブなイメージですよね。
しかい、今回の記事を見れば、あなたは落書きの凄さがわかると思います。
この記事を読めば、落書きについてポジティブなイメージを持つことができて、意図的に落書きを日常で取り入れようとするでしょう!
では、見ていきましょう!
落書きをすることによってある能力が向上されます。
それは「記憶力」です。
こんな実験があります。プリマス大学(イギリス)で、40人の参加者に人と場所の名前を聞かせ、後でそれを書き出してもらうという実験を行いました。
実験の際には、参加者の半数には紙に落書きをしながら聞いてもらいました。結果、「落書きをした」参加者は、「しなかった」参加者より29%も多くの名前を思い出すことができたのです。
この実験結果から、「落書きには記憶力を高める」効果があると驚きの結果を得ました。
なぜ、このような結果になったのでしょうか?
その理由として、落書きは感情を刺激するので、記憶に残りやすいと考えられたのです。
記憶の法則の一つに、「喜怒哀楽が刺激されると記憶が増強される」というものがあります。「とても楽しい出来事」「とても悲しい出来事」などは何十年たっても覚えていますよね。つまり、脳にインパクトを残すということです。
落書きでイラストや絵をかいたりすることによって感情が刺激され、記憶が強化されるというわけです。
「落書き革命」の著者スンニ・ブラウンは、「落書きは思考の手段であり、私たちの情報処理方法や問題解決方法にまで影響を与える。ヘンリー・フォードからスティーブ・ジョブズまで偉大な考えを残した人たちは創造的な活動を始めるために落書きを活用した。」と言っているのです。
また、「人間失格」で有名な文豪、太宰治の学生時代のノートが発見されて落書きだらけだったといのも話題です。偉大な文豪も落書きしていたのですね。
このように落書きは決して悪いものではないということがわかってもらえたと思います。
私の感想としましては、落書きに限らず記憶するということはある一定のインパクトが必要だと思います。脳が「これは忘れてはならない」と衝撃を受けることが大切なのではないでしょうか?
これを逆手にとって、何かを記憶したいときにわざと脳にインパクトを与えましょう。例えば、落書きに限らず、ノートいっぱいに覚えたいことを書いてみるとか、ひたすら書き殴るなど、普段ではしないようなことをするといいかもしれませんね。
今回は「落書き」について書きました。一見、無駄を思えるようなことにも意味があるのですね。偏見を持たず行動したいと思いましたね。
(引用:学びを結果に変えるアウトプット大全 精神科医 樺沢紫苑著 )
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