幸せをお金で買う授業5選①
今回の記事を見てほしい人
・お金と幸せの関係性について知りたい人
・今の生活に幸せを感じない人、また、感じたい人
幸せはお金で買えるのでしょうか?
私は今までお金で幸せを変うことはできないと思っていました。それは今も変わっていません。私自身、幸せというものは得るものではなくて、気づくものであると考えているからです。
しかし、お金がなければ生活はできません。お金がなければ、家賃も払えないし、食事をすることもできません。私たちが生きるためには、最低限のお金は必要不可欠なのです。
お金を稼ぐことで幸せを得ることはむずかしいですが、稼ぐことによって不幸せを回避することはできます。
回避すると同時に、人生の幸福度を高めるお金の使い方を知ることができれば、あなたの人生はもっと豊かになるでしょう。
今回の記事は心理学や脳科学に基づいた数々の研究の結果から幸福度を高めるお金の使い方を今回は5つ紹介します。是非とも実践してみてください。
① 経験を買う
幸福度を高めるお金の使い方の一つ目は「経験を買う」ことです。
なぜ、経験を買うことで幸福度が高まるのでしょうか?
それは、人間の脳の性質にあります。人間の脳は過去の記憶を美化する傾向があります。悪い思い出も、良い思い出も時間が経つにつれて良いものと捉えてします。
皆さんも昔の悪い経験や良い経験を覚えているでしょうか?
今、思い出すと「あの頃はとてもつらいと思っていたが、今思えば良い経験だ」、「昔のあの経験があったからこそ、今頑張ることができている」というように思うことは一度はあったと思います。
この過去に行った出来事が今となってはとても良い経験となって帰ってくるのです。
では、なぜ人間はこのように過去の経験を美化する傾向にあるのでしょうか?
この疑問の答えは簡単です。
「人間は悪い思い出を引きずりながら生きてはいけないのです。」
悪い思い出を引きずりながら生きていくと、人間は生きること自体が苦しくなるのです。生きることが苦しくなれば、人間という種は子孫を残すということをしなくなり、生物としての生存の危機に瀕するからです。
生存するために、本能的に悪いことを美化して生きるように設定されているのです。「あの頃のことは今となっては良いネタだ」と感じるようになるのは、一種の生存本能なのです。
そして、経験の中でも、他人とつながりを持つ経験、挑戦をする経験、思い出話になりそうな経験、自分の理想像を目指す経験。これらの経験を買うことを意識しましょう。
これらの経験を買うことは、自分のセルフイメージを高めることができたり、他人とともに生きるということが素晴らしいと思えること、失敗してもへこたれない精神力、自分はもっとできるという肯定的な気持ちの成長などがあります。
経験を買うことは自分にこれだけのメリットがあります。とても素晴らしいことですね。自分は今、人生を生きているという実感が味わえることでしょう。
お金があるなしに関わらず、これらの経験を買うことは年齢が重なると、実現が難しくなってくるのです。だからこそ、近いうちに行動することが大切なのです。
ぜひ、貴重な経験を買ってください!
( 引用: 幸せをお金で買う5つの授業 )