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8000Hzで約8000円!?Amazon最安値級高性能マウス【DELUX M900PRO】使用感レビュー
最近のマウスって高いですよね。マウス本体15000円~20000円はよくあること、さらには専用レシーバーまで購入すれば合計20000円を優に超えることも…
そんな現代に現れた救世主【DELUX M900PRO】を使用感レビューと共にご紹介します。
![](https://assets.st-note.com/img/1733472301-brVzTHv8jQfp1ZlDn9sxiRkh.jpg?width=1200)
DELUX M900PROについて
形状
Razerの人気モデルを強く意識した製品を次々発売しているDELUX。今回ご紹介するM900PROはDeathAdder V3 Proの形状にかなり酷似しています。
ただ、形状を比較してみると前面、背面共に少しサイズが抑えられています。また、側面の形状がスリムになっていることからDeathAdder V3 Proよりも握りこみやすい印象を感じました。
![](https://assets.st-note.com/img/1733472832-AZmPdaL9OYot1MKunxeCzrQE.png?width=1200)
内容品
M900PROにはマウス本体の他に、RGB機能付き充電ドングル、8000Hzレシーバー、グリップテープ、予備のマウスソールが付属しています。
充電ドングルはマウス下部の充電端子を金属部分に乗せることで充電が可能となり、ドングル先端部分にレシーバーを差し込むことで充電ドック兼ドングルとして使用することができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1733477312-iyYfAgMdlWwuehqj3oG6Fsrc.png?width=1200)
スペック
Amazonにて約8000円で購入できるM900PROですがスペックとしてはどのようになっているのでしょうか。以下の表をご覧ください。
$$
\begin{array}{|c|c|} \hline
\text{センサー} & \text{PAW3395} \\ \hline
\text{DPI} & \text{26000} \\ \hline
\text{トラッキング速度} & \text{650IPS} \\ \hline
\text{ポーリングレート} & \text{最大8000Hz} \\ \hline
\text{通信規格} & \text{2.4GHz} \\ \hline
\text{バッテリー} & \text{400mAh} \\ \hline
\text{インターフェイス} & \text{USB Type-C} \\ \hline
\text{サイズ} & \text{幅69×奥行き126.6×高さ41.8mm} \\ \hline
\text{重量} & \text{約63g} \\ \hline
\text{LOD} & \text{1/2mm} \\ \hline
\text{スイッチ} & \text{HUANO Pink-dot Micro Switch} \\ \hline
\text{} & \text{} \\ \hline
\end{array}
$$
スペックとしてはお値段以上のスペックを感じます。センサーは最新とまではいかないもののしっかりとPAW3395に対応、またType-Cや2.4GHz、最大8000Hzポーリングレートにも対応しています。
LODの値も変更可能なためマウスパッドとの相性問題にもある程度は対応が可能となっています。
さてそんなこのM900PRO、皆さんが気になっているのは本当に8000Hzに対応しているのかということだと思います。次の章で見ていきましょう。
8000Hz本当に出ているのか
結論から申し上げますと安定した8000Hz動作は私の環境では確認できませんでした。ただ、8000円という値段を鑑みると、非常に高水準で動作しており、必要十分な値は満たしていると考えます。
Razerが提供している測定ツールを用いた結果がこちらです。
![](https://assets.st-note.com/img/1733475189-MUHVoIcindJ7mXpKug4zyjfb.png?width=1200)
Mousepad: Reject × Arbiter Studio ORBIT GLASS
やはり安定とはいかないものの、しっかりと8000Hz付近での動作も確認できます。また、4000Hzや2000Hzでの使用であれば安定した動作を確認することができました。
ソフトウェア
ソフトウェアは最近流行りのwebドライバーではなくダウンロード形式のドライバーとなっています(罫線が引かれているところから公式サイトに飛べます)。ドライバーをダウンロードする際に気を付けなければならないのがM900PROのドライバーは海外版と日本版に分かれていますので(JAPAN)と書かれている方をダウンロードしなければなりません。(日本語対応はありません)
![](https://assets.st-note.com/img/1733475732-f0Y8dIADHWq2Prnk6ypjS4im.png?width=1200)
ダウンロードが完了すると上記の画像が表示されます。
左からボタン割り当て、マクロ設定、プロファイル設定、バッテリー残量。右側はDPI変更、ポーリングレート変更、マウスプロパティ、LOD、応答速度、リップル制御、軌道補正機能、モーションシンク、スリープタイマーとなっています。
すべての設定が簡潔にまとめられているため、英語がわからなくても簡単に設定を変更することが可能です。私は8000Hz、LOD1mm、応答速度2msリップル制御オフ、モーションシンクオフで使用しましたが使用感に異常は見受けられませんでした。
使用感レビュー
今回こちらのマウスを購入して約1週間ほど使用したのですが感想としてはお値段以上の完成度と安定感を感じました。FPSをプレイしていて高性能なマウスが欲しいが、あまりお金が捻出出来ないプレイヤーなどには勧めやすいそんな1台といった感想です。もちろん先述の通り、安定した8000Hzでの動作や63gの重量などは決してハイエンドとは言えないものの、ビルドクオリティに関しては申し分なく、強く握った際のたわみや軋みは全くなく、チャタリングなども発生しませんでした。持った際の安定感としても非常に作りがよく、握りこんだ際に手のひらが少し支えになる非常に高い安定感を感じました。
しかし、気になる点もいくつかありました。まずはスイッチの浅さです。私の個体の問題かもしれませんが、開封したての当製品はかなりスイッチが浅めに反応してしまい、自分が押し込んだと認識するよりも早くにPC上で反応してしまうことがありました。こちらの問題は時間経過とともに少しずつ解消していきました。
もう1つ感じた問題点は、マウスソールのクオリティが決して高いとは言えないことです。私の環境で使用した際はマウスソールがマウスパッドに少し引っ掛かるような感触を感じ、また他の製品と比較した際にほこりなどを巻き込む量も多かったように感じました。この点はマウスソールをご自身で変更していただくことで対応可能と考えます。
まとめ
今回はコスパ最強級の8000Hz対応マウス【DELUX M900PRO】をご紹介していきました。
使用感レビューでも申し上げた通り、お値段に対してのクオリティは非常に高く、コストを賭けるところに対してはしっかりとクオリティが担保されているように感じました。
8000Hzの入門編としてぜひオススメしたい1台です。
また、発売時期は未定(2024/12/06現在)なもののM900PROのminiモデルも登場予定とのことですので要チェックです。
購入は以下のURLからぜひチェックしてみてください。