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ロジカル・ファシリテーション。初心者がワークショップで活用するために【ビジネス書感想まとめ・要約ブログ】

この記事は3分で読めます。📚 2021/11更新

今回の記事は久しぶりに自身のアウトプットという目的でのnoteです。

新入時からこれまでで170冊読んできた中から、メモをぱらぱら見返しながら書籍の紹介記事を書いてまいります。最近も読書が増えています。

知識をストックし、適切なシーンで繰り出せるようにしたいです。

本日は最近読んだ「ロジカル・ファシリテーション」のレビューです。
個人的評価:☆☆☆☆★

「話がかみ合う、結論が出せる」とアピールしているようにどのように議論を準備・進めるべきかを説明しています。図解が多いので読みやすくはあります。

Amazon Kindle Unlimitedで無料で閲覧できましたのでお勧めです。

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「2時間の会議が1時間に短縮」「話が噛み合う、結論が出せる」。惰性の会議をやめ、成果の出る会議を行うために。会議の進行と合意形成スキルを見開き70ポイントで速習!
会議をうまくまとめるためには、会議の進行を行うファシリテーターの役割が重要だ。本書では、著者がさまざまな企業・組織での話し合いを見てきた経験から、多様な人が集まった会議でロジカルにファシリテーションをして、チームとして成果・結論を出す方法を明らかにする。

1.本書での基本的な考えかた

ロジカルに話し合いを進めるためにはポイントがある。自分一人がロジカルになることと、多様な人が集まる会議でロジカルにファシリテーションしてチームで成果・結論を出すには要点が異なる。

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☆議論をかみ合わせるためのファシリテーションスキル

(1)設定力 目標設定、論点設定、等
(2)要約力 論点認識、ようやく、等
(3)論拠検証力 根拠・主張の引き出し、等
(4)構造化力 関係の発見・表、グループ化、等
(5)合意形成力 ホンネ引き出し、合意設定、等
(6)枠組み力 フレームワークの理解・創出、等

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これらスキル×知識×マインドによりファシリテーターとして成長する。

この中から私自身で課題となっている個所を説明したいと思います。

2.設定力

準備のポイントは目的・目標・論点・進め方・宿題それぞれに重要な点がある。まずは目的・目標を達成するためにみんなで集まる必要があるのかを見極めましょう。

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進め方でいえば、ゴールイメージが明確でないと、会議の終了時に何をもって終わりとするかがわからないため。具体的な数値で設定するようにする。

そして各ステップで何を話すか、想定時間は何分か、ただ決めるだけでなく視覚として見せてあげることも有効である。

3.要約力。一人一人の意見を正確に理解する

議論をかみ合わせるには一人一人の意見を正確に理解することが出発点であり、要点が明確になるように各メンバーの発言を要約・確認していくことが重要となる。まずは復唱することで周囲含めて理解できるようにする。

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ポイントは、話し手の真意を理解しようと努めること。「論点に答えているところ」を判断基準とし、それ以外の発言は要らないものとして考える。

・ホワイトボードにも的確な要約文を書き、どんな意見が出てきて結論に至ったのかプロセスを共有すること

・論理や妥当性だけでなくみんなにしゃべってもらうことを優先する。

4.合意形成力

最終的にみんなが合意できる結論に到達できるためのポイントは、意見の対立を解消すること。対立は、その理由・背景が情報として出てこないと解決策は見えない。

合意するうえで、解決策・結論に一足飛びへもっていかず、「●●という点には全員同じ意見ですね。」と1つ1つを積み重ねていく。

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5.まとめ

☆議論をかみ合わせるためのファシリテーションスキル

(1)設定力 目標設定、論点設定、等
(2)要約力 論点認識、ようやく、等
(3)論拠検証力 根拠・主張の引き出し、等
(4)構造化力 関係の発見・表、グループ化、等
(5)合意形成力 ホンネ引き出し、合意設定、等
(6)枠組み力 フレームワークの理解・創出、等

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まとめはほんの少しのさわり部分ですので、また読みなおして実践、そして読み直して実践がファシリテーション能力を身に付ける第一歩ですよね。

ただ人の意見を聞くだけではなく、主張の根拠や発言の論点を読み取らないといけない存在ですので私にとってなかなか難しい習得への道になりそうです。

こちらも読み進めている本です。オススメでよく上位に来てます。

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以上です。

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