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僕のインド旅 ②⑧【ハンピ編】 いい人なの? 悪い人なの?



▪️いい人なのか、悪い人なのかわからないインド人


人のことを悪く書くことはしたくないのですし、インドの人全員のことを言っているわけではないのですが、

ハンピ1日目で特に印象に残った宿のスタッフの対応について書いてみたいと思います。


結論から話すと、

僕はこの宿のスタッフに最初、めちゃめちゃ嘘をつかれて危うく騙されそうになりました。

すごく嫌なやつだなと思っていたら、次の日に僕の1番大事な財布やパスポートの入ったカバンの忘れ物を部屋まで届けてくれて、

この人めっちゃいい人やん! ってなり、

(もしおきっぱなしのまま盗まれてたら僕のこの旅も終わってた、、)


いい人なのか、悪い人なのかよく分からなくなったという出来事です。



僕からすると本当にこういうところは謎な部分が多いインドです。

(なんで忘れ物ちゃんと届けてくれる優しい心を持ってるのに、平気で嘘もついてくるの?って)



騙された件の話をすると、

僕が宿についてチェックインをしている時にスタッフの人からまず言われたことが

ハンピをどうやって回るのか?ということです。


ハンピを回るには

リキシャを1日チャーター(500〜600ルピー)

レンタサイクル(100ルピー)

徒歩(無料)

のどれかになります。

(街は小さいですが、遺跡が色んなところに散らばっているので、歩いて全部回るのは厳しいかな、、)


僕は正直、遺跡は有名どころだけ見て、あとはのんびり過ごせればいいと思っていたし、お金も無駄に使いたくなかったので、レンタサイクルで十分だと思いました。


僕は宿のスタッフに

「レンタサイクルで行きたい!」と言うと


スタッフの人は

「レンタサイクルはない、チャリでこの街を回るのは不可能だ、リキシャをチャーターして行け!」

そう僕は言われました。


(僕は事前に調べていたので、レンタサイクルがないはずはないと分かっていました。)


さらにそのスタッフは

「今から友達のリキシャのやつを呼ぶから、そいつのリキシャで街を回りなさい!」と言ってきて、勝手に電話してリキシャの人を呼んでるです。


ちょっとまってくれ、、、こっちにも考える時間をくれや、、


しかも今僕はお金を使いたくないのに、1日500〜600ルピーもするリキシャのチャーターを勝手に申し込んでくるのです。


僕はさっき旅行代理店で高額なバスのチケットを買っていたこともあり、ちょっとイライラしてきます。



(それにしてもレンタサイクルがないって本当なのだろうか、いやそんなことはないと思うけどなーー)



そして僕はふと目を宿の外に移すと、なんとチャリが10台ほど置いてあるお店が見えました。

(絶対あれ、レンタサイクルのお店だろ)



僕はスタッフに

「あそこはレンタサイクルのお店でしょ! あそこで借りてくるからリキシャはチャーターしなくていい」

と言いました。



するとそのスタッフ、ありえないことを言ってきます。

「あそこのレンタサイクルのお店は今はやってない、1日10台までしか借りれないんだ、今日はもう10台借りられてしまってる。だから今はもう借りれないよ、、」 と


いやそんなはずがない、だってお店の人もいるし、それにめちゃめちゃ暇そうにしてる、、


僕はしばらく、このありえない会話について本当かどうか考えていると


スタッフは

「Don't think〜〜、、feeling〜〜、、」みたいなことを

(考えるなって、感じろ、、)

と僕に言ってきます。



(いやだまれよ、、ちょっとうざいです、、笑)


僕はもうちょっとで、チャーターされてしまったリキシャも宿まで来てしまうし、


そのスタッフの言っていることを信じるより、自分で本当にレンタサイクルができないのか店に行って確かめてみたくなったので、


反対するスタッフを押し切り、宿を飛び出して、そのチャリが置いてあるお店まで行きました。


そして僕はその店の人に

「レンタサイクルできますか?」と聞くと


その店の人は

「レンタサイクルできるよ、1日100ルピーだよ」

と言いました。






アーーーーーーーー、、、、、やっぱりレンタサイクルできるじゃん、、


宿のスタッフの言ってたこと、全くの嘘じゃねーーーーかーーー、、、

(言葉が汚くてすみません。)



僕はこの時、平然と僕に嘘をついていたスタッフに怒りがこみ上げてきました。

(あとちょっとで騙されてリキシャをチャーターしてしまっていたところだった、、)



今思うと

確かにリキシャをチャーターした方がハンピの遺跡を楽に回れるし、それを考えてのスタッフの気遣いだったのかもしれません。

レンタサイクルとの値段の違いも800円とかです。


でも僕が許せなかったのは、値段のところじゃなくて、

レンタサイクルができないよ、、

と平気で嘘をついてきたかということです。


もし自分がインドにきてすぐの頃だったら間違えなく、その言葉を信じてレンタサイクルができないと思い、リキシャをチャーターしていたと思います。


このインド旅では嘘をつくことが悪いことではないと思わされるくらい、嘘をつかれることも多かったです。


この辺りはやっぱり理解できないです、、



でもそのスタッフそれ以外はとても親切だし、僕の忘れ物を部屋まで持ってきて、財布の中をちゃんと確認して、と言ってくれたり、優しい部分の方が多かったです。


ハンピの旅の結果としては、出会いもたくさんあり、素晴らしいものになりました。


だから気にする必要もないのかもしれませんし、僕が小さい人間だったのかもしれないけど、


でもやっぱり騙されるのはいい気持ちがしないので、


僕にとってこのスタッフの言動は謎でした、、、





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