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【氷山モデルで考える】


おはようございます!!
昨日は「自閉症eサービス@にいがた」の第2回目のセミナー。

打ち合わせと古町クラフトビールフィールドによってからほんぽーとへ。

今回は自閉症の方々の問題行動?というか「行動上の問題」への対応について。

自閉症の方々のそういった行動が引き金になった?のか職員の方のトレーニング不足なのかどうかはわかりませんが、今まで様々な施設での虐待事件が起こってきました。

行動上の問題について、実際の行動だけを見てると解決にはならないと。
その向こう側というか、氷山の中というか、背景や前後の行動を見る必要があるようです。

施設関係者がほとんどの会場で私だけ?がずぶの素人でしょうが、一生懸命勉強しました。

いろんな研修項目があったのですが、一つの例として、50代の男性の例が。

入所して2年間はおとなしかったが、ある日から突然食事の時にお茶をぶちまける、みそ汁をぶちまけるようになった。

それはなぜか、考えよう、という。。。
そんな情報だけで何がわかるんじゃい!と思いましたが、施設の職員もその方々のことをずっと見ているわけではない。

その人のすべてがわかるわけではない、ということを前提に考えると、何もわからないところから仮説を10も20も50も出して検証していく、というのは踏まなければならないSTEPなのかなと。

一人10個は書けということで、私もいろいろと考えてみました。
・2年間嫌いなものを食べつつけてきて、不満が爆発?
・嫌いな職員が入ってきた
・嫌いな入居者が気になる
・節電の夏で暑かった
・指示に従わない快感をある日、覚えてしまった
・気になる人の気を惹きたい
・体の具合が悪くなった
・年を取って食欲がなくなった
・嫌いなものを食べてはいてしまったことがきっかけ
・味噌が変わって減塩みそになった

一人ひとり発表していくのですが、私の順番はいつも最後の方。
この設問に関しては、最後の「減塩みそ」以外は全部言われてしまって、それを渋々答えましたよ。。
まあ、会場が盛り上がってよかったですが。。

職員の方々は、一人ひとりに向き合って本当に真剣に深いところまで考えているのだなあと改めて実感。

こういうところで勉強させていただいていることに感謝いたします。

いつもは触れることがない分野の勉強ってエキサイティング。一回でもその分野について真剣に考えたことがあるって大事なのかなと思います。

こういう分野はもっと多くの方、施設関係者じゃない人にも学んでもらうことで理解が進んでいくのかなと思います。

自閉症って言うと最近はギフテッドとか良い印象の言葉も増えてきましたが、実際の現場は。。

私ももっと理解を深めていきたいと思います。
学んだことは可能な範囲で共有します。

本日はここまで。
それでは本日もよろしくお願い致します!!

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