【浸水対策は現場から~笹口編~】
おはようございます☺
昨日は地元の方々の要望で笹口小学校内にある、ほっとハウス笹口へ。ほっとハウスについては、笹口小学校内にあるとても珍しい施設なのですが、以前に書きましたので割愛。
7月25日の豪雨時に浸水がかなりひどかった笹口地域。
地元の方々と市役所職員との打ち合わせ兼、地元の確認を。
同じように浸水がひどかった紫竹山・南万代地域については、写真にある通り、これから雨水管が大きくなりますし、何回もこの説明をしているので、今回浸水はありましたが、未来に希望がある分、要望というよりは早く工事を!という感じ。
一方で、この笹口地域は配管が大きくなるエリアでもなく、浸水もひどく、これからどうなるんだろうと、不安が大きかったようです。
詳しくは写真のキャプチャのところで書きますが、結論から言うと、
1,配管を大きくする工事が完成すると笹口地域の排水能力も一緒に上がる(1時間に50ミリまで耐えられる地域になる)
2,ただし、配管を大きくするのは令和9年とかに終わるが、ポンプ場をそこから作るため、ポンプ場が完成しないと、本当の能力は発揮できない。ポンプ場は令和17年完成予定。
3,その間、配管は雨水をためるために使う。雨の時にためて、晴れている時に臨時ポンプでくみ出す。(実際に赤道周辺は通船川に水を排水できないのでこの手法を使っています)
4,その時の貯留できる水の量は25メートルプール10個分くらい。
これが全体の感じ。そしてやっぱり現場に入らないとわからないなと感じたのが。
5,笹口エリアは雨水桝が小さく、または数が少なく、配管を100%使い切れていない可能性があり、局地的に工事することで排水能力が上がる可能性がある。
6,新潟市が把握していない(台帳に載っていない)、民間の配水管があるらしい。(町内の方の記憶)
7,この排水管を昨日、町内の方の記憶を頼りに探してみたら、確かにマンホールありますねと。今の新潟市の配水管とは別方向に水を流す配管の可能性があり、これを活用することでさらに排水機能を高めることができる可能性がある。
というわけで、このエリアの排水機能を高められる可能性が示されましたので、これから地元の皆さんと話し合いを続けながら安心安全な担保できるエリアにしていきたいと思います。
皆さんの地域はどうですか?
今回は中央区がとてもひどかった雨ですが、災害はいつどこに起こってくるかわかりません。
災害への備えを。
本日はここまで。
それでは今日もよろしくお願い致します!
今日もきっと、いいことがある。
#笹口小学校
#ほっとハウス
#浸水対策
#配水管