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【PTA任意加入を考える】※長文です。


おはようございます☺
新潟市PTA連合会の研修会と懇親会へ。



研修会ではPTAの任意加入についてと子供のいじめ防止への取り組みについて。

新潟市P連としてPTA入会申込書のひな型を出すことにためらいもあったかと想像しますが、勇気をもって説明してくださいました。

私たち宮浦中学校が先駆けてパンドラの箱を開けていたので、その説明もして来ました。



どいうことをやれば合意を取ったと言えるのか、口約束だけでいいのか、自動的加入にどんな法的リスクがあるのか、ということについてしっかりと学んでいきます。

PTAの人数がガサッと減るリスクはあるものの、法的リスクは無視できない。

実際に新潟市のPTA加入率は99.8%だったかな。正確な数字は忘れました。

多いところは100%。少ないところは80%くらいということで、宮浦中とか紫竹山小かな。

首都圏だとこれが80%くらいまで落ちますが、まあそれでも8割の人は加入しているんですね。やっぱり意義があると思う人が多いわけです。(というか入らないデメリットを考えているとも言えます。先生とのつながりとか周囲の目とか)

市P連でひな形をいただきましたので、宮浦バージョンに変えてしっかりと使っていこうと思います。非常に勉強になりました。

もう一つの研修はいじめの防止について。

まあ、色々と学んできたので内容は割愛します。
ひどいことをする人に対して、集団で無視するという行為は正当化されるのか。



というテーマ。

子どもたちだと8割?とかが正当化される。大人だとその逆になるようです。

それを子どもたちと先生が議論の中で考えていくもので、非常に面白いので、宮浦中学校のPTAで親を交えてやってみようかな。

さて、内容を割愛して一つだけ書きたいのが、いじめの被害者と加害者。日本だと被害者へのケアが前面に出ますし、必要なことだと思います。

ただ、講師の吉原修英先生のエピソードを一つ。

いじめのひどいクラスがあった。
いじめられている当事者はもちろん、いじめを行っている子どもたちも1人一回30分、数回に分けて面談を行っていた。

数回の面談を経たのち、いじめのリーダー格の子どもが言った。
「おれ、オレ、俺!みんなが俺を怖がって離れていくんだよ!」

と言って号泣。
保護者の方の話を聞くと、保護者の中でもあの子には近づいちゃだめ!と言って遠ざけていた。いじめのリーダーのお母さんも他のお母さんから避けられるようになっていた。

沢山あるいじめの、ほんの一例にすぎませんので、この事例だけを見て、だからどうだ!と言うつもりはありませんが、いじめをする側のケア、というのは一面大事なんじゃないかと。

いじめをしてしまう子どもたちの中にひっそりと隠れている闇。こういうものをカウンセリングしてあげないと、いつまでたっても、いじめを受けた人が引っ越しをしなければならないという、なんとも理不尽なことになってしまうわけです。

いじめかっこ悪い、とかもいいですが、そもそもいじめはその子どもの中に潜む闇が関係している、ケアが必要なかわいそうな子、ということもちゃんと発信したほうがいいのかな、とも思いました。

もうすぐ今年度も終わりますね。子どもたちは新しい学年になってまた一つ成長します。

どうか健やかに長く幸せに生きていってほしいなと願います。

本日はここまで。
それでは本日もよろしくお願い致します!!
今日もきっと、いいことがある。

#新潟市PTA連合会
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#いじめ
#1813日連続投稿中

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