日雇い、夜の世界、底辺からの這い上がり方を教えます「その2」
こんにちは、高卒上がり元日雇い野郎の高卒君です。
今回は【日雇い、夜の世界、底辺からの這い上がり方を教えます】の続きの話をしようかと思います。
まず前回お話しした私の体験談をまとめると
底辺からのワンステップ
■底辺から這い上がるには、具体的にどうなっていればいいか。
その答えとして【大手企業に勤めていること事】
これさえ満たしていれば一般的には社会から認められたステージには容易に立てると言う話をしました。
この具体的な方法として、大手企業に入るには低学歴では難しいので、まず敷居の高い派遣会社に入ろうと言う所までが前回です。
学歴問題の解決方法
そして問題はこの、日本社会における学歴問題。
これを解決しない事には、スタート地点にも立たせて貰えないと言うのが何よりの躓きポイントだったのです。
早い話が大学に行き直せば早いですが、そう簡単に行かないから底辺層は増える訳で。
お金がどうにもならない人。
もう家庭があって、時間も取れない人。
勉強が出来ないからそう簡単に受からない人。
途中からの進学は並大抵の労力ではありません。
学生の延長でさえ、受験勉強をするのですから
例えば受験勉強をしながら家事をしながら、家族との団欒をしながら、数百万をバイトで稼ぎながら受験……なんて高校生がいるでしょうか?
そんな人はそういませんね。
せめて奨学金を貰うと思います。
ですが、社会人から学生になるという事はこれを永遠4年間繰り返す事と同じくらい。普通は無理難題です。
同じ労力なら、それを全て副業にでも費やしたほうがよっぽど有意義かもしれません。
ではどうするか?
私が前回少し触れた【お金を貰いながら、学歴を手に入れる方法】
つまるところズバリ、職業訓練校と言うのがオススメだよ。
と言うお話を今回はしたいと思います。
職業訓練校とは?
ハローワークで申し込む
再就職を希望する方々を対象とした、新たな職業に必要な専門知識・技能を習得するために実施している職業訓練コースの事。
一般的に仕事を探すと言えばネットですが、一昔前は仕事探しと言えばハローワークでした。
自分の住む市役所に行けば、このコーナーがあります。
そしてこの職業訓練校に申し込み、通う事になれば、その期間中はずっと失業保険が毎月貰えることになるのです。
まあ、普通に失業保険をもらって仕事が見つかりません、見つかりませんと言い続けてもいいのですが
そうすると趣旨が変わってくるので、ここでは割愛します。
あくまで目指すは大手企業、またはその系列に就職し、社会の陽の目を浴びる事です。
この職業訓練校は、都道府県によって様々な専門分野に特化した学校があるんです。
その中で自分が学びたいもの、又は手に職がつきそうなものを選んで通いう事になります。
■車関連、パソコンスキル関連、土木、化学と
馬鹿にできない程様々な学校が全国にあり、
そんなある種専門学校に、お金を貰いながら通えるんですね。
期間はおおよそ3ヶ月程度ですが、中には数万円を払い、一年間通うものもあります。
(因みに私は全財産の10万程を払って、化学の学校に一年間行きました)
職業訓練校の注意事項
まず、
一応職業訓練校には入学試験的なものがあります。
ですが正直中学生レベルで、一般常識的な問題しかありません。
まあ、それでもドロップアウト組からしたら久しぶりの試験ですから緊張するかもしれませんね。
過去問もネットに転がってますから、一応勉強してもいいでしょう。
また、何より重要な事はそこではありません。
ここで得た修了証明。
これは学歴にはならないのです。
残念ながら一般的に、職業訓練校の経歴は職歴の欄に書くと言うのが、普通です。
え、じゃあ意味ないじゃん!!
と、意味がなければ私だってオススメしませんので安心してください。
私も最初、結局意味がないし、これじゃあ面接も受けられないじゃん!
と諦めていた時期もありました。
だからこそ、最初に言った派遣がここで役に立つのです。
派遣会社+職業訓練校=?
派遣会社と言うのは、派遣した従業員が多ければ多い程儲かります。
つまり、より多くの派遣社員を世の会社に送り込みたい訳です。
その為なら誇張表現、アピールポイントをこれでもかと言うぐらい相手先の企業へ売り込んでくれます。
ただ、変な人を送り込むと派遣会社の信用が落ちるので、礼儀正しさだけは何より重要視しましょう。
で、この職業訓練で学んだ事がどう役に立つか?
ここがポイントですよね。
派遣会社がアピールしやすい【専門分野を学校で学んだ】と言う事実がある事で、既に学歴どうこうと言う垣根を越えて簡単に大手の面接まで行ける事がよくあるんです。
実際問題。
職業訓練校は職歴です、と言うけれど
これと、普通の専門学校の違いが分かる人など殆どいません。
言ってしまえば、
社会は有名大学か、それ以外の学校かの二択なわけで。
つまりこの何某の学校なんちゃらで、
【〇〇の専門を学んでる!】と言う所だけが切り取られて、印象付けられる訳なんですね。
社会の上っ面な部分がこういう所ですごく便利です。
こちらとしては法律違反も、学歴詐称もしていません。
ただ、職業訓練の〇〇学校で〇〇を専門に学びました。と言っただけ。
それを派遣会社のアピールもあり、先方らは【専門学校に言った人】と、低学歴だった私達を勝手に格上げしてくれる訳なんですね。
つまり、質の高い派遣会社に登録すれば、
職業訓練校だろうが低学歴であっても専門卒、三流私大レベルに扱いが変わると言う事です。
しかもこの職業訓練校は、失業保険的なものを、誰でも受け取りながら行く事が可能なんです。
まとめ
ここまでの話をまとめると、低学歴が大手に行く手順として
まず、
●最寄りの職安で職業訓練校に行く手続きをする。
●手当を毎月15万程度(年齢による)貰いながら好きな職業訓練校へ通う。
●学校には卒業前に新卒切符が貰えるので、それを利用して就職。
又は敷居の高い派遣会社から大手に派遣社員として行く。
この手順によって、あなたは底辺からあっという間に普通の昼の人間へと変わります。
あまりに簡単です。
職業訓練校は当然就職を斡旋するための場所ですから、卒業前にいろんな企業へ集団面接に行ったり、様々なサポートをしてくれます。
そのままどこかの会社へ面接に行き、正社員になる事も可能なんです。
私の場合は、そこで決めることができず、
また日雇いをダラダラやってしまいましたが(-_-;)
でも、この職業訓練校のお力で
その後WDBという化学専門の派遣社員になることが出来るんですね。
ここも少し敷居が高いです。
何故化学系にしたかと言われれば……
化学者って、勝組っぽいじゃないですか。(笑)
学がないと、こんな意味不明な持論を展開してしまうんですよね。
当時は若かった(笑)
兎に角まずはどんな形でも大手に潜り込みましょう。
そこから長く続け、年齢が40代以下なら社員に上がれる確率は高いです。
しかも派遣なら、スキルだけ持ち逃げして次に行くことも可能です。
また、入り込む会社は老舗企業が狙い目ですね。
日本のブランドとなっているような企業で、直接のサービス業、接客業じゃない所。
お年寄りがゆったりと余生を過ごしてそうな企業が、ホワイトです。
その辺りの話はブログでも書いていますので、気になったら遊びに来てくださいね。