高卒部長（31）です。はじめまして。part1

自己紹介を長々としますので、お忙しい方は1スクロールくらいでもお付き合い下さい♪

上場している飲食チェーンにて現役で部長職をしてます。 （なので匿名）

【飲食チェーンの社員さんの為の攻略本】をコンセプトに更新していきます。

飲食に関わる勉強をする時って、教えるのがうまい先輩や上司と出会えるか？という運で決まる要素が多いと感じています。
僕も駆け出しの頃はネットで調べても本屋に行っても、これ一冊で大丈夫！というものがありませんでした。（特にチェーン店の社員向けの本はゼロに等しい）

コロナショックで大変な時期を過ごしている、飲食チェーンの社員さんに向けて、店舗運営の基礎、上司・部下・アルバイトスタッフとの関係作り、PL管理、FL管理、クレーム対応、採用・教育のノウハウ、MEO対策の基礎など実践と自己投資で学んだことを要約してお伝えすることで自分の10年間の棚卸をしたいと思います。

どんな規模であっても、人柄を買ってもらうのが飲食店の本質だ。が今の僕の持論なので長々と自己紹介させて下さい。

今現在、飲食チェーン企業で年商10億円くらいの規模を預かり運営してます。
31歳、飲食業界は未経験のアルバイトから10年目となります。

■バンドマンと経営者

父親は個人で工房を持つアート関係の職人経営者で、バブルが弾けた当時は決して裕福な家庭ではありませんでした。※幼いながらに何となくわかるもんですよね。。

父親の仕事柄、規模は様々でしたが【経営者】の大人達に囲まれて幼少期を過ごし、カッコいい大人達が集まってくる父親に憧れていました。

母親は世界規模の美容企業で部長職。
両親が共働きの為、母方の実家でおばあちゃんに育ててもらっていた僕は完全なるばあちゃんっ子でした。

中学生の頃にじいちゃんが亡くなったため、おばあちゃんと2人暮らしを希望。

BECKという漫画に出会いバンドマンとして生きていくと決めた後は、道を踏み違え始めながらも高卒or大工の二択を父親に強いられた為に何とか公立高校に。

【高校に入ること】が目標だった僕は、翌年に大好きなばあちゃんが亡くなり自暴自棄。

次に退学になるのはコイツだ。と周りから言われ続けながら、ばあちゃんに安心して欲しくてなんとか高校を卒業。

進学する気も、就職する気も無く。バンドマンらしい退廃した生き様（カートコバーンになりたかった）に憧れていた僕は35までに死にたいなんてカッコつけてるつもりになりながらも、この頃からどこかで不安を感じてる自分がいました。
今振り返ると、俺っていつか家族を持てるのかな？という全然ロックじゃない不安でした。

きっと両親やおばあちゃん、おじいちゃんが好きだったんです。ラブアンドピースもロックだ。と開き直ってからは天職を探そうとアルバイトラッシュ。

本屋さんで仕入れを担当させてもらう中で、ビジネス書、自己啓発書なんかのジャンルに初めて出会い読み漁る。週に20冊くらい呼んでました。

自分の理想は【自分のケツを自分で拭ける大人】なんだとわかったとき、小さな頃に見た父親の周りの経営者達を思い出し、飲食業の方が多かったことに気付きました。

そこからは自分の目指す経営者への道は、飲食かもしれない。手に職をつけるところからスタートだ。と20歳で飲食の道に。

当時はまだまだ、見て覚えろ・体で覚えろの厳しい環境が多かったです。毎日殴られ（書いていいのかな？）踏まれ（人に踏まれた事ありますか？）罵倒され（未だに思い出す）

最初のお店で一年経った頃には、オーナー以外のスタッフは僕以外全員退職。毎日、ワンピースの7巻（サンジの所）を呼んでは負けてたまるかと20時間労働を繰り返し、半年後。
見事に過労で泡を吹き失神。入院→退職。となりました。笑
サンジってすごい。

飲食の道は捨てきれず、中途半端も嫌だった僕は求人誌から働いてみたいお店を見つけアルバイトを開始します。（これが今在籍している会社でした。）

続く