【銘柄分析】新時代の働き方をリードする「ランサーズ株式会社」
こんにちは!仔牛です。
アフターコロナの働き方は一体どのような形になるのでしょうか。
「働き方改革」というテーマでは、副業・専門人財、生産性向上などが話題としてあがっていましたが、コロナショックによってリモートワークやジョブ型雇用などの話題も加わってきていると感じます。
そのような新時代において、フリーランスプラットフォームという業態で新しい働き方を創り上げているのが「ランサーズ株式会社」です。
本日はランサーズの将来性について考察するとともに、株式を買うべきかという内容について書いていきたいと思います。
① 3倍以上になるポテンシャルがある
昨日書きました記事にて本のご紹介をさせて頂いたのですが、このチェック項目に見事に当てはまりました。
特に売上高は対前年比+37%であり、時価総額もまだまだ発展途上です。
社長の秋好陽介さんについてはインタビュー記事やTwitterを拝見し、ビジネスに対して非常に真摯な方という印象を持ちました。
② 業績が今後も拡大するストーリー
追い風を受けるフリーランス市場
まずこれからの働き方の変遷イメージですが、様々なアンケートでも大企業を含めリモートワークの有用性を認識し、アフターコロナにおいても一定数はリモートワークを継続する流れがあるようです。
そうなると社外人材の受け入れが容易になり、不確実な市況を乗り切るためにも専門性の高い人材ニーズが高まると考えます。
そのためランサーズがメイン市場とするフリーランスの活躍が更に期待される時代になるのではないでしょうか。
参入障壁の高いビジネスモデル
ランサーズの一番の強みは、”質の高いランサーたちを非正規雇用という形で囲い込み、プロ中心の高価格帯でのサービスを展開していること”であると考えます。
高価格帯での勝負ができれば必然的に利益率も高くなるため、黒字転換後は一気にスケールするビジネスモデルなのではないでしょうか。
また発注を受ける企業に向けてランサーの評価システムを構築し、信頼性を担保しているため参入障壁は高いと考えます。
クラウドソーシングでは不特定のフリータンスに単発の仕事を委託するイメージですが、ランサーズではWEBシステム構築やバックオフィス(コンサルなど)といった長期的で価格の高い案件を拡大していく路線であるため、マーケット自体が新しいと考えます。
結論としては、「買い」であると判断いたしました。
③ 売買タイミング
【買いタイミング】
現在の売上高から毎年順調に30%程度成長すると、3年後には現在と同程度の先行投資をしたとしても10億円程度の純利益が出せると想定します。
そうすると現在の株価からは2~3倍程度上昇するため、今すぐにでも買いと判断しました。
【売りタイミング】
・②の成長ストーリーが崩れた時
・株価の含み損が20%を超えた時
【懸案事項】
・マザーズ市場が過熱気味?ある日急落する可能性あり。
・コロナの影響により、売上高のもととなる企業側の予算がないこと。
(半年間のランサーズのチャートです。最高値更新のタイミングは正直全くわかりません…。)
現在の株式市場や経済状況は非常に不確実で何があってもおかしくないと考えます。長期的には株価は上昇すると考えますが、短期的には損をする可能性も認識し、日頃のチェックを怠らないようにしていきたいです。
また投資は自己責任で判断いただきますようお願いいたします。
最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。