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【講師向け】作品の良し悪しに対する質問にどう答えてる?

生徒に作品についてどちらが良いか聞かれた時に、どう答えてますか?生徒と意見が分かれた時にどうしてますか?

生徒達は、一生懸命に作品制作をしているわけです。
それを無下に「これは良くない」と言えば、モチベーションも下がりますし、今後あなたに意見を聞いてくれなくなるかもです。生徒達は褒められたいし、認められたいのです。
しかし、良くない作品を良いと言っても生徒達の為にもならないのは明白ですし、就職活動にもマイナスになるでしょう。
本当に難しいところです。
会社であれば、はっきりと「違う」と言えるのにと思いますよね。

今回は、私はこうしています、という記事になります。
少しでも参考になれば幸いです。


生徒達に作品の良し悪しを聞かれた場合、まずは・・・

理由が説明できる修正項目を伝える

「この色は青より赤の方が良い、なぜならこうだから」

というように、明確に修正の理由を説明できる事を伝えます。
これは、理由もなく漠然と良くないから修正しろと言っても、生徒達からすると自分で考えてこれが良いと思っているので、この修正は自分の思っている作品とは違う修正だと思われてしまします。こうならないように、なぜこの修正をするのかをロジカルに説明する必要があるのです。生徒達は気持ちではこうしたいと思っていても、この修正で良くなる事は頭ではわかっているという状態にすることで修正を受け入れてくれるのです。


理由が説明できない場合は好みの修正と伝える

明確に説明はできないけど(どちらのパターンもある)といった場合は、はっきりと好みの問題の修正であると伝えましょう。
修正には、平均的には良くて誰が見てもそこそこ良くできていると判断できる作品もありますよね。修正するかしないかの微妙なライン・・・
そんな時は、はっきりと自分の好み的には・・・と伝えた上で修正箇所に話を移しましょう。


どう良くなるかを明確に伝える

この修正をすると、どう良くなるのかを明確に伝える事が大事です。
作品が良くなるとイメージできれば、モチベーションも上がりますし、修正をすれば作品クオリティも上がります。
修正をすることによるメリットを感じてもらうようにしましょう。


まとめ

今回は作品についての良し悪しの部分を生徒達から聞かれた時にどのように伝えるかを、私が行っている事を記事にしました。
いかがだったでしょうか?
少しでも参考になる部分があればうれしいです。
生徒達が一所懸命に制作した作品に修正を言うのは、本当に心苦しいですが、これも講師の務めですので、できる限り生徒達のモチベーションを下げないように、クオリティは上がるように伝えたいものですね。

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