だいすき、とか、そういうこと。
この前、お願いしていたフィルムの現像がびっくりするほど早く帰ってきまして、デジタルカメラの記事を書き上げようと思っていましたが、写っていた写真たちに心を奪われてしまいました。
年末からこないだの沖縄旅行まで、4本のフィルムを使いました。どれも期限のとっくに切れた(前にたくさん買ってあったフィルムがひっそりと冷蔵庫の中で期限を迎えていたのです)コダックのゴールド200。
フィルムの色というのがわかるようなわからないような、ノスタルジックと言われればノスタルジックなのかもしれませんけれども、まだそこまで年齢を重ねていないのでよくわかりません。
ただ私の感じたその時の光を映してくれるのが、フィルムカメラなのだと思いました。それはもちろんフィルムの影響もあるでしょうし、このニッコール50ミリF1.4と言う1番無難とも言える標準のレンズのおかげだともいえます。
私がフィルムカメラを好きな理由は、見たままを撮れると言うよりも、感じたままを撮れる打率の高いカメラだからです。もちろん、とってすぐに見ることはできませんし、とても不便だと言いましょう。現像上がってみれば、露出を失敗していたり、目をつぶっていてしまったり、たくさんもっとこうしたら、もっとこうだったらと思うところもあるのですが、37枚のうち、それでも、この写真が、きっと私の記憶の中にずっと残り続けるんだろうと言う写真があるのです。だから私はきっとカメラをたすき掛けにしてリュックを背負って、なんて言うへんてこな格好で、両手に子供たちの手を握りながら、やっぱりフィルムを使うのだろうと思いました。
そんな前置きが長くなりましたが、すごく好きな写真たち(年末編)を置いておきます。見て何か好きな写真があればコメントいただけるとうれしいです。ではでは、まだまだ寒さが続きますので、皆さんどうか暖かくしてお過ごしください。
カメラ:Nikon EM
現像:桜カメラさん