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ラジオでメールが採用されやすくなるテクニック「反復」
ラジオでメールが採用されやすくなる最高のテクニック、それは、「ラジオで採用されること」です。
「なんじゃそりゃ!?」とお怒りになる方もいらっしゃるでしょうが、まあ、落ち着いて読んでください。
このシリーズを読んでいらっしゃる方には、実際のラジオの常連さんもいらっしゃると思うので、その方たちは以下の文章を読んで「うんうん、そうなんだよなあ」と納得される方も多いと思います。
端的に言いますと、メールを採用される、といろんなことが「実感」できるのです。
例えば、メールが採用されたことで、「パーソナリティさんがラジオネームをいじるところから始めて、自分が意図したことに気づいてくれた上に、さらに予想もしないことまで話を広げてくれた!」という体験は、「なるほど、このラジオネームをツカミにして、このメールからここまでトークって膨らむんだ…!」という「認識」を与えてくれるのです。
さらに例を挙げるなら、「メールを採用された!あ、でも、メールの最後に3つ書いた質問、1つしか読まれなかったな…なぜだろう」という疑問や、「メール採用された!あれ、でも前半の文章、まるっとカットされてた。冗長だったってことか?」「メール採用された!あーでもラジオネーム、間違って読まれた…やっぱりふりがなふればよかった…」などという気づきは、投稿者としての成長を促すのです。
「そんな身も蓋もないことを言われても…そもそもラジオでメール採用されないからこの文章を読んでいるのに…」としょんぼりする気持ちも理解できますが、これもまたやはり厳然たる事実なのです。以下に事例を挙げますが、ぼく自身、こんな「やりとり」をしてきました。
とあるリスナーの最初の投稿を下読みしていて、「あーこの初投稿の方、長く書きすぎだし、あれこれ必要ないところ多くて、誤字脱字も多いし、正直いいメールとは言えないけど、ここの3行だけはすごく光っていてもったいないなあ」と、ぼくがリライトしたメールを部分的に採用されてトークが展開された場合、きっと番組を聞いたその方は啓示を受けるのでしょう、「なるほど、こう書けばいいのか!」と。
すると、次に送られてくるメールのレベルがあきらかに上がったのがぼくにはわかるのです。メールがよくなれば、当然採用されます。すると採用されたことによってさらにまたレベルが上がってまた採用される。
こういうことをくりかえすことで、「パーソナリティに面白いトークを引き出すメール」を書くスキルがどんどん上がる。採用されることがそのままスキルアップにつながるのです。よくラジオネームを耳にする常連さんはこんな体験を何度も何度もずっと長く続けた結果、その境地に辿りついているんですね。
今回の文章は、まだ1通も採用されたことがない…という方には酷な文章と感じることでしょう。しかし、だからこそ、まず一度、採用されてみてください。ほんとうに忘れられない体験になるらしいですよ。ぼく自身、中学生のとき一度だけ「中島みゆきのANN」でハガキを紹介されましたが、そのときうれしかったことは今でも憶えています(ハガキの内容もトークの内容もすっかり忘れましたが)。
まず、「1通採用」に挑んでみましょう。論理より実践です。このマガジンのテクニックをじっくり読んでいただき、全てのテクニックを駆使すれば、採用率は相当上がると保証します。
投稿、お待ちしております。