流動性の罠とクルーグマン

簡単解説を心がけたいので、専門家の方からしたら、間違っているかも、知りませんが、大方合っていたら、

見逃してくだせぇ。ヽ(;´Д`)ノ

お代官様。(。-人-。)

難しい説明の期待のあなた。(・ω・)b

| 壁 |д・)←これやっててください。


それでは、よく分からないと有名な「流動性の罠」を説明します。

流動性の罠とは、ジョン・メイナード・ケインズが提唱した概念です。

ケインズ経済学で有名ですね。

金利が極めて低い状態に達したとき。

今のアメリカや日本のゼロ金利ですね。

消費者(皆さんですね。)や企業、投資家にとって資金を現金で保有しようが、

金利付き投資(株とか、国債ですね。)で保有しようがコストに違いのない状態のことです。

「 ふーん。 」で終わりそうですね。

それでもいいと思いますね。

そんな重要なアレではないですね。

だから、終わり。о(ж>▽<)y ☆







画面がビリビリと破れる音!

えっ!続けろって?

分かりました。


どういう状態が起きるかと言うと、

ゼロ金利を含む非常に低い金利のときには、貨幣が増えても物価も所得も上がらないということを流動性の罠というのですね。

貨幣選好と言われるものです。

安全資産として、手元に置いときたいと思うことです。

貨幣は、流動性が高い(現金としていつでも使える)です。

利子はつきません。

利子率が低いので、「安全で流動性の高い貨幣」を持つことの方が有利になるのです。

貨幣=流動性があるものを持とうとすると経済が回らなく、罠に陥っている状態ということです。

それで、ポール・クルーグマンという人がよく流動性の罠を使って、こういうことを言っています。

因みにこの方の流動性の罠は、「金利(融資利率)をたとえゼロにしても、融資の需要が頭打ちなので、借り手がもはや現れないこと」で、若干の違いがあります。

今は、こちらの方が主流です。

『日本は流動性の罠(Liquidity trap)に陥っている。

名目金利はゼロまで低下しているが、デフレのため実質金利はまだ高い。

これを脱出するには人々にインフレ期待を持たせるしか無い。

それには日銀がインフレを起こすという方針を目指していることを明確にし、(金利面ではもうこれ以上手が打てないので)潤沢に資金供給をすべき。』

流動性の罠は、説明しました。

所得が上がりません。

金利は、ゼロですが、デフレなので、他の国と比べたら、実は、金利が高いのです。

したがって、お金を借りやすくすることは、これ以上できません。

インフレ状態を善
(お金の価値が下がるので、負債をしても、いつかは、借金が自動的に減少するので、お金をたくさん借りて、将来のために企業等が設備投資しようとして、経済が活性化するとの予測で)
として、日銀がインフレ目標を採り入れて、資金をたくさん供給するしかない。

と言っています。

流動性の罠に金融政策は、無効では?

と思ったあなたエライです。

だから、インフレを起こすしかないのです。

金融政策でやることがあるとすれば、

名目金利がゼロ以下に出来ない以上、

実質金利(インフレ1%で金利1%だと、ゼロ金利ですね。)でさらに緩和するべきだ、

という方向に向かうので、

貨幣の供給量を増やしてインフレにするしかないということを言っているのですね。

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