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沢山の検査結果をもって病院へGO
この記事の続きです
MRIの結果を見て先生は考え込む。
そしてもう一度膀胱鏡の検査をすることになった。
この日私は検査結果を聞くために午前の時間に受診をし、そのまま次は午後の診療時間が始まる前に検査をすることに。
(先生、診療時間外の休憩時間にしてくださりありがとうございました。)
膀胱鏡再び。
あの痛いの。
(この検査は男性の方が尿道が長いので大変だと聞いた。
母が同じクリニックに受診した時は、検査室から叫び声が聞こえたらしい)
また痛み止めの座薬を入れて、痛み止めの点滴をし、ジェルの麻酔を塗り検査開始。
痛い。膀胱の中でなんか動くたびチクチクする。
検査が終わると、どっと疲れが出る。
産まれたての草食動物みたいな足取りになる。
先生は
「やっぱり膀胱の上の方に膨らみがあるなぁ」とため息をつく。
「大きい病院へ紹介するからどこにする?」
この前の受診から
「たぶん大きな病院に紹介するからどこがいいか考えていてね」
と言われていたので、候補はいくつか考えてあった。
「僕はA病院かB病院がおすすめかな。一番はA病院かな」
A病院。知ってる人と会うかもしれない。
同級生がA病院で出産した。とか、入院したことがあるよ。とか聞いたことがある。
私はA病院を避けるように
「C病院とかD病院考えているんですけど…(だんだん声が小さくなっていた)」
先生は
「うーん。CとDかー悪くは無いけど、AかBをおすすめするなぁ」
避けたい。ガンだと知られたくない。通院している事を知られたくない。
「僕はA病院が一番おすすめだよ。いろいろとシステム揃っているし、なにかあってもすぐ対応してくれるよ」
この時コロナ渦真っただ中。「システム揃っておりすぐ対応」という言葉に惹かれた。
「A病院にします」
決まった。決めてしまったけど大丈夫かな。
先生は「よし!じゃあA病院に直ぐ予約とるからね」
と少し明るい顔になった。
「先生の同期もいるんだよ♪」
「そうなんですか」
「その同期とA先生どちらがいい?」
「ど、どちらでも」
真剣に考え、対応してくれた先生がおすすめする所はきっといい病院だろう。と私は前向きになった。
先生からの紹介状と検査結果のCD-ROMを持って
いざA病院へ
先生本当にありがとうございました。
でも一つ悩みが増えた
家族になんて伝えようか。