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尿膜管がん摘出の為、入院する

この記事の続きです

2月上旬、いよいよ手術の為の入院の日が来てしまった。
告知から手術の間の日々は、入院に必要な物を買い足していたり、好きな物を食べたりしていた。

入院の日。
前の検査入院の時より重い荷物をキャリーバッグに入れ、入院受付へ。

あー始まる。とうとう手術。
と思いながら受付の順番の為の番号札を取った。

親の前では心配かけないようにしよう、といつも通りたわいのない会話をして入院する病棟まで移動した。
前回同様、病棟入り口でインターフォンを鳴らすと、前回受付してくれた看護師さんに案内された。
父と母に
「行ってきます」と告げ、元気に病棟に入っていったつもり。
「頑張ってね。気を付けてね」と送り出してくれた。
また入院中は面会禁止の為、お見舞いは出来ない。
両親はとても心配そうな表情だった。

病棟の入院受付で書類を渡し、熱を測る。
また微熱だった。
「私平熱高いんですー」と前回同様、私は平熱が高いとアピール。
本当に高いんだもん。ヒヤヒヤする。
その後身長体重を測り病室へ。
前回一通り説明してもらったので、看護師さんは説明をほぼ省略をし、
「入院セット持ってきますね」
と出て行った。

明日は手術なのか。
不安でいっぱい。

小さい頃から、手術は絶対したくない。という想いは強く、子供の頃母から聞いた
「盲腸で小さい頃手術して、麻酔が効きすぎて危なかった」
という話がとても怖かった。
私の母方の祖父母、叔母2人も盲腸になったと聞いて、
「私もいつか盲腸なるのでは?」
と不安になり、スイカを食べるとき種を一生懸命取るようになった。
(種を食べると盲腸になると聞いたことがあった。たぶんそんなことは無いとおもう)

少し前まで、母方の祖母は肺がんの手術はした事あるけど、他の親戚含めて考えるとがん家系では無さそうだし、大きな病気で手術をしたとか聞いたことないので、手術することは私には無いかも。とのん気に考えていた。

きた。私にがん手術が。
盲腸ではなく、がん。

そんなことはあり得ないけど、もし小さい頃の私が知ったら卒倒すると思う。

2年前に終わった手術を思い出しながら、今記事書いているだけで動悸がする。
この後まだ2回手術するんですよー。と2年前の私に聞かせたらストレスで吐くとおもう。

手術。
怖い。

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