ヤフーレ退団…スワローズにとって大きな120回1/3の穴

去るものを追っても仕方がない。
選手がいないのは、采配によってはピンチでなくチャンスにもなる。
勝つことが一軍監督の仕事だが、人を残すのもまた役割だ。

今季加入したミゲル・ヤフーレ投手の退団がコメント付きで自身のXから発表された。
23試合に登板して5勝10敗と負け越してはいるものの、129回1/3、防御率3.34は優秀とは言えないもののスワローズの先発陣のなかでは吉村に次ぐ2番目。
球数重視の外国人投手を評価しやすいQSは12試合とチームトップをマークした。
髙津監督になった5年間で規定投球回に到達したのは小川だけということを考えれば、一番痛いのはイニング数。
先発の新戦力として期待値があるのは、ドラフト1位の中村優斗ぐらいしか見当たらず、今のところFAへの参戦も噂になっていない。
基本的に長いイニングを投げさせない髙津采配のなかで、129回1/3を投げたヤフーレの穴は大きいといわざるを得ない。

＜他の外国人投手の去就は？＞