暗躍者、明かりの下で踊る
この時間帯のコンビニはいつも混んでいる。自分の番になったのでお会計をしようとすると財布を忘れたことに気づく。レジをキャンセルしてもらい朝勤の松村さんにLINEをする。すぐ返事が返ってくるが、店に財布は見当たらないようなので、自分で探しに行くかとコンビニを出ると、入り口に落ちていた。さっきポケットから落ちていたらしい。商品を取りレジに向かうと、出勤前のサラリーマンが列をなしていた。牛丼屋の夜勤終わりにすぐやって来た僕には、並んでいる最中に立ちながら寝てしまいそうだ。この時間帯のコンビニはいつも混んでいる。自分の番になったのでお会計をしようとすると財布を忘れたことに気づく。レジをキャンセルしてもらい朝勤の松村さんにLINEをする。すぐ返事が返ってくるが、店に財布は見当たらないようなので、自分で探しに行くかとコンビニを出ると、入り口に落ちていた。さっきポケットから落ちていたらしい。商品を取りレジに向かうと、出勤前のサラリーマンが列をなしていた。牛丼屋の夜勤終わりにすぐやって来た僕には、並んでいる最中に立ちながら寝てしまいそうだ。この時間帯のコンビニはいつも混んでいる。自分の番になったのでお会計をしようとすると財布を忘れたことに気づく。レジをキャンセルしてもらい朝勤の松村さんにLINEをする。すぐ返事が返ってくるが、店に財布は見当たらないようなので、自分で探しに行くかとコンビニを出ると、入り口に落ちていた。さっきポケットから落ちていたらしい。商品を取りレジに向かうと、出勤前のサラリーマンが列をなしていた。牛丼屋の夜勤終わりにすぐやって来た僕には、並んでいる最中に立ちながら寝てしまいそうだ。この時間帯のコンビニはいつも混んでいる。自分の番になったのでお会計をしようとすると財布を忘れたことに気づく。レジをキャンセルしてもらい朝勤の松村さんにLINEをしようとすると店員が声を掛けてきた。
「ループしてません?」
「ループ?」僕は答える。
「はい。さっきからあなたずっと財布を落としては入り口に拾いに行くを繰り返してますよ。
」
「どういうことですか?」
「だから、さっきからあなたが何度も同じ商品を持ってきてその度に財布を失くした事に気づいてレジをキャンセルしているんです。」
「店員さん、疲れてます?」
「本当にわからないんですか?」
「はい。今さっきこのコンビニにきたところですけど。」
「わかりました。入り口に行ってください。財布落ちてるんで!」
入り口に向かうと財布が落ちている。
財布を拾い、コンビニには入らず家へ帰る。
今夜は夜勤がないので、目覚ましをかけずにぐっすり眠る。
夜9時ごろ目が覚めると、パソコンを開き「コンビニ ループ」で検索する。
すると今朝のコンビニ店員らしき人が僕とのやりとりをツイートしており、最近僕のアパート近くの地域でループしている人の目撃情報が増えているとのコメントが複数寄せられていた。
僕の趣味はひたすら同じ行動を繰り返し、周りの人にループしていると思わせることである。