見出し画像

ライターも演技力、役作りする力を身につけよう【お金持ちになってみよう】

金融・経済関係の原稿を手掛ける私ですが、想定する読者層(ターゲット)の設定が、かなり綿密な依頼を受けることが増えてきました。
「万人ウケする原稿」を目指すと、結果的に誰の心もとらえることができないという考えが広がっているのです。
 
金融・経済関係の原稿にも、
●収入が多く保有資産も豊富な人々に向けて書く、資産形成や相続などの話題
●ごく一般的な家庭における日々のやり繰りについての内容
この2つの場合では、取り扱う題材、文章のイメージなども異なってくるのです。
 
先日、ふと面白いことを考えました。
「富裕層向けの原稿を書くときは、私もお金持ちの気持ちになってみよう」
「そのためには、お金持ちの役作りが必要だ!」
 
「ガラスの仮面」の北島マヤのように、何もかも忘れて役作りに没頭することまでは、さすがにできません。
でも、北島マヤが「若草物語」のベスを演じようとしたとき、マヤが「形から入る」ことで、徐々に役になり切っていった姿は、興味深いものでした。
 
そこで、私も「まず形を整える」ことに挑戦中です。たとえば「お金持ちならどんな風に食事をするか」を考え、
●きっと「いただきます」「ごちそうさま」はきちんと言うだろう
●食事中にスマホを見たりはしないだろう
●食器をガチャガチャ言わせるようなこともないだろう
などと役作りを楽しんで過ごしています。
 
「お金を引き寄せるには、もうお金持ちになった気分でいなさい」
「不足している、もっとお金が欲しいという考えは、さらなる不足を生んでしまう」
と言われます。
実際、役作りを楽しんでいたこの2か月は、普段に比べて収入があり、心にも余裕をもって過ごせた気もします。すぐに人前でおどおどしたり、少しでもゴージャスな場所に行くと、理由もなく不安になってしまう生まれつきの貧乏性も、少し楽になりました。
 
想定した読者層の心をとらえる原稿を書くためにも、そして、仕事を成功させてお金持ちになるためにも、ライターには演技力、役作りする集中力が、ますます必要になりますね。



いいなと思ったら応援しよう!

河野陽炎|田舎の一人プロダクション
いただいたサポートは、ライター志望、フリーランス志望、地方在住で起業を考える皆さんに向けたセミナー運営費用などに使わせていただきます。