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家族を守る、高い志を持って 〜公務員にインタビュー【消防官④】〜

福岡県宗像市で「公務員専門塾 HOME」を
運営しております。
元公務員であり、
長年公務員受験指導に携わっています。
多くの方に、公務員になっていただきたく、
活動を続けております。

第8弾です。
インタビューの大半が消防官ですが、
それぞれの考え方が似ているところ、
違うところ、お読みいただき感じてもられば
嬉しく思います。
公務員の人生を歩む人たちをこれからも
追いかけていきます。

基本情報

・入庁7年目(専門学校2年在籍)
・ポンプ隊
・年収570万円
 (時間外手当、祝日勤務手当等を含む)
・結婚し、第1子が産まれたばかり

仕事内容

災害対応、内勤業務、訓練
災害件数が非常に多い職場なので、
災害対応のみで勤務が終わる場合もある。

消防官を目指したきっかけ

野球部に所属していたが、引退後、
実力的に大学では通用しないと感じた。
民間就職も考えたが、その時、
母親に何気なくすすめられた消防官と
いう仕事に興味を持って、
専門学校に進学した。

仕事のやりがい

消防車に乗っていると、
子供から手を振ってもらえる。
その時、子供に憧れられる仕事であると
感じた時、その子たちの夢を壊さないように
と意識する時、
自分の仕事に誇りを持つことができる。

仕事を辞めたいと感じた時、

上司や先輩から理不尽なことで怒られたとき、
働いている意味を感じれなくなった。
ただ、その上司や先輩が異動して、
今の職場環境が非常に良くなったので、
今はやりがいを持って働けているとのこと。

家族に対して思うこと

1日勤務があるので、
なるべく仕事以外の時間は、
妻と過ごす時間に充てている。
コロナ禍でもあるが、
ほとんど飲み歩いたりせず、
まっすぐ家に帰っている。
それが不安に思う家族に対してできる
自分の誠意だと感じている。

コロナ禍の活動

最初の緊急事態宣言が発令された時は、
救急隊がとても忙しく、朝署を出たら
夜中まで帰ってこなかったそう。
ゴーグル着用や、出動時の防護服の処分、
車内消毒など、
とにかく予防に万全を期したとのこと。

インタビューを終えて

消防官として働いていくには、
強い志が必要だと思う。しかし、
その気持ちを持ちすぎると、
気持ちが空回りして、
現実とのギャップで辞めていく人
がいるとのこと。
上手く自分と向き合いながら、
仕事を行っていくことが
非常に大切であると感じた。
また、幼いころから消防官を
目指している人だけが、
消防官になっている訳ではない。
自分の進路を考えた時、
影響を与えてくれる人が現れ、
今の仕事に就いている人も
少なくないということを
これから公務員を目指す人には
覚えてもらいたい。

最後までお読みいただき
ありがとうございました。

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