消防官志望だった自分、今は新たな目標に挑む ~公務員にインタビュー【警察官③】~
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元公務員であり、
長年公務員受験指導に携わっています。
多くの方に、公務員になっていただきたく、
活動を続けております。
インタビュー第19弾です。
今回は新人警察官にお話しを聞きました。
警察学校を卒業して、現場経験3か月、
その中で感じいたことを聞きました。
基本情報
・入庁2年目(専門学校3年在籍)
・階級 巡査
・地域課(交番勤務)
・年収(入庁9か月で、)約260万円
仕事内容
警察学校卒業後は、交番勤務となる。
110番通報があると、
真っ先に現場に駆け付ける。
辛かった現場
自分と同じ年齢の人が自殺し、
その現場に行ったときに辛い体験をした。
警察官の対応として、
その現場に親族を呼び、
遺体確認してもらわない。
親族が現れ、その遺体を見た瞬間に、
母親が泣き崩れた。
同い年と言うこともあり、
とても感情移入してしまった。
部屋は乱れた様子もなく、
普通の生活環境下であったので、
自分と重ねる部分が多く、
とても辛く感じてしまった。
辛い現場に行くことが多いと思うが、
先ほど話したように、
辛い現場に行くことも多いが、
少しずつ慣れていく。
それは、現場でやるべき業務が多いので、
最初は辛く考える現場も多くあったが、
経験を積んでいくと、
それにも対応できるようになる。
警察官になるまでの経緯
元々消防官希望だった。
中学生の頃、自分の名前の由来を調べた時、
消防官になってほしいという願いから、
名付けられたことを知り、
消防官を目指すようになった。
しかし、専門学校3年目に警察官に合格して、
何かの縁だと感じ、入庁することを決めた。
消防官への思いは断ち切れたのか
今は、そこまで消防官へのこだわりはない。
入庁前の説明会で、
機動隊でも救助活動ができることを知り、
今はそこで活躍することを目標にしている。
消防官への強い憧れを持つことも大切だが、
就いた仕事でやりがいは見つけることはできると
思うので、
こだわりすぎないことも必要だと思う。
インタビューを終えて
元々消防官志望であったが、今は警察官。
警察官の中には、そういった人が多いという。
もちろん、消防官になりたい思いが強く、
警察官に採用されても、入庁せず、
次回の受験する人もいる。しかし、
最後に話してくれた、
”就いた仕事でやりがいは
見つけることができる”からも分かるように、
別の仕事に就いて歩む人生も良いのでは
ないかと思う。そんなインタビューであった。
最後までお読みくださり、
ありがとうございました。
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