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公務員にインタビュー【警察官②】〜ケガをしても、自分の道を進む〜

福岡県宗像市で「公務員専門塾 HOME」を
運営しております。
元公務員であり、
長年公務員受験指導に携わっています。
多くの方に、公務員になっていただきたく、
活動を続けております。

警察官2人目です。
同じ職業でも、勤続年数、配属、
性格等が違えば、感じ方、
考え方も全く異なります。
その違いを感じてもらえてばと
思います。

お読みいただく前に

あくまでインタビューした内容を
要約したものになります。
表現の違い等があるかもしれません。
あらかじめご了承ください。

基本情報

・入庁5年目(専門学校3年在籍)
・機動隊勤務
・階級 巡査
・年収470万円
・結婚し、妻が妊娠中

仕事内容

ケガの影響もあり、内勤業務中心。
車両のメンテナンス、銃の保管および手入れ、
隊員の備品の手続き、車両の運転 等々

仕事のやりがい

大型車両を運転し、部隊員を無事に
現場に送り届けれた時、やりがいを感じる。

仕事のモチベーション

書類作成が多い業務だが、
警察官の中でも
なかなか経験できない仕事なので、
そこをプラスに捉えている。
また、
昇任試験を受験する予定なので、
そこもモチベーションになっている。

この仕事を選んだ理由

もともとは、消防官になりたく、
専門学校に通ったが、
2年間で不合格になり、
改めて公務員を考え直した。
その際、暴力団対策の特集を見たり、
刑事をされている方にお話しを聞いて、
自分の知らない世界に飛び込むことが、
自己成長につながるのではないかと考え、
幅広く進路の視野を広げた。
もう1年、専門学校に通っているとき、
警察官の試験に最終合格をもらえたので、
その道を歩むことにした。

仕事をしていて、やりにくい部分

大きな組織で、多くの人が働く職場なので、
自分と合わない人がいる。
また、高い倫理観を持っている人ばかりでなく、
不祥事を起こす人もいるので、
最初は理想と現実のギャップに戸惑った。
仕事のやりがいは、
全てではないが、”人間関係”が
大多数を占めると思う。

ただ、周囲には恵まれており、
落ち込んだ際も、様々な意見を聞いて、
立ち直れたとのこと。

警察官の覚悟

結婚し、より災害に対する意識が強くなった。
妻とも、避難経路や備蓄品の確認などを行い、
もしもの時どうするかということは、
話し合っているとのこと。

警察官に向いている人は、

どの組織もそうだと思うが、
”気遣いのできる人”だと思う。
人間関係の構築が
仕事を決めるといっても
過言ではないので、
普段からの気遣いが重要だと思う。

インタビューを終えて

消防官希望だったが、
警察官の入庁を決めたので、
その時のモチベーション維持は
大変だったと思う。
しかし、自分なりに上手く捉えて、今日まで、
警察官の道を歩んでいるのだと思う。
今も不安があったり迷いがあるかもしれないが、
家族や周囲の人の支えによって、
その道を確実に歩んでいるように感じた。

警察官は、他の公務員より就きやすい仕事
かもしれない。
しかし、
モチベーションを維持して続けていくことが、
難しい仕事でもあることを感じた。

最後までお読みくださり、
ありがとうございました。

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