見出し画像

公務員にインタビュー【警察官⑧】~なぜ巡査部長になるのか?~

福岡県宗像市で「公務員専門塾 HOME」を
運営しております。
公務員になってほしい、
公務員を少しでも理解してほしい、
公務員に優しい目を持ってほしい、
そんな思いで活動しております。

インタビュー第39弾です。
「巡査部長」という
階級をご存知でしょうか?
警察官の階級で、
入庁後、
昇任試験を合格しなければ
就けない階級です。
同期では、
比較的早く昇進した方に
インタビューすることができました。

基本情報

・入庁7年目(専門学校2年在籍)
・巡査部長
・警備部
・年収 約560万円

巡査部長

入庁時は「巡査」。
数年勤務し評価され、
「巡査長」に昇進する。
ここまでは、勤務態度等に
問題がなければ自動的に昇進する。

「巡査部長」に昇進するには、
年1回ある昇進試験に合格しないと
なれない。

そこから、
「警部補」「警部」「警視」と
なっている。

巡査部長の昇進試験

(※所属警察によって異なる場合があります)
入庁後、一定の勤務年数を経で、
昇進試験を”受験する”資格が、
付与される。
これは、大卒区分と
高校区分で年数が異なり、
大卒区分で1~2年程度で、
高卒区分は、3~4年程度で付与される。
試験内容は、
筆記試験・論述試験・面接試験となっている。

昇任試験の合格率

おおよそ、10倍から15倍。
論述試験がとても難しく、
重要だとのこと。

昇任試験を受験する理由

巡査や巡査長では、
できない仕事の幅を広げれたり、
自分の仕事の考えを積極的に
取り入れてもらえたりするため。
また、
体育会系気質が残っている職場なので、
”階級マウント”を取ってくる人もいるので、
階級を上げることで、
そのやりにくさが無くなるから。

仕事でやっていきたいこと

元々、少年事件に携わりたく、
警察官になったので、
その仕事をすることが目標。

入庁後、上司に恵まれ、
多くの経験を積むことができた。
経験を積むことが
自分の成長に繋がるので、
それ指導時に意識している。

警察官のやりがい

困っている人が警察官を頼ってくれる。
その困りごとを解決し、
「ありがとう」と
言われると、
達成感を感じる。
それが仕事のやりがい。

インタビューを終えて

結婚して子供もいる。
家族に思うことは、
”生きて帰ってくる”ことだそう。
多くの事件や事故を目の当たりに
するたびに、明日は我が身と
考えているとのこと。
家族の支えがあって、
家族のために働いていることが、
今の原動力にもなっている。

多くの子供たちが憧れる警察官、
その憧れがいつまでも続くよう、
活躍する警察官であり続けてほしい。

最後までお読みくださり、
ありがとうございました。

公務員専門塾 HOME

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?