~特殊任務に就きたい、それは人が導いてくれた仕事だから~ 公務員にインタビュー【警察官④】
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公務員にインタビュー第21弾です。
元々警察官志望ではなかったが、
警察官となり、特殊任務を通じて、
警察官のやりがいを見い出した方に
インタビューさせていただきました。
基本情報
・入庁13年目
・地域課所属
・階級 巡査長
・年収約650万円
仕事内容
巡回連絡(例:住民、地域把握)
交通取締り(例:シートベルトの確認)、
事案未然防止(例:職務質問) 等
仕事のやりがい
交番勤務になるので、地域住民に顔を覚えられ、
声を掛けてもらえる時、
警察官としてのやりがいを感じる。
仕事で辛いと感じることはあるのか?
ただ制服を着て巡回しているだけだが、
すごく警戒されているのが分かる。
普通に話しかけただけなのに、
嫌味を言われたりすることがある。
また、業務上の目標に到達できていない時、
上司に怒られることがあるが、個人的には、
その設定があまりにも高いと感じ、
納得がいかない時がある。
悲しい現場に遭遇したことはあるか?
自身が結婚し、子供ができてから、
子供が犠牲になる現場に遭遇した時、
自身と重ねてしまい、悲しい気持ちになった。
→その時の対処として、周りの許可を得てから、
少し現場を離れ心を落ち着かせて、現場に戻る。
”気持ちが上手く切りかえれること”が警察官に
求められる素質かもしれない。
辛いことや悲しい現場に遭遇することが多いと思うが、仕事をする上でのモチベーションは?
家族を守っていくという責任感、
以前配属されていた部署に戻りたいという思い、
今まで支えてくれた上司、先輩、
後輩に対する思い
が今の仕事を続けていく上でのモチベーション。
以前配属されていた部署とは?
具体的な仕事内容は、
守秘義務になるので話せない。
ただ、上司の推薦を受けて、更に
高度な選考試験をクリアしないと就けない、
全国でもかなり珍しい仕事だそう。
訓練も毎回実践を想定して、
本気度が試されるほど、
命の危険性が高い職務であるとのこと。
家族に対する思い
特殊任務に就いている時に結婚したが、
結婚前に、相手としっかり話し合って、
自分の仕事の危険性を理解してもらった。
警察官である以上、どの部署にいてもある程度、
危険が伴うので、
覚悟を持ってもらっていると思う。
その他(パトカーを運転するには?)
(警察組織によって異なるかもしれないが、)
”緊急走行認定証”を試験(実技と筆記)によって
取得した者が運転することができる。
1度緊急走行したが、恐怖心が勝るという。
事故を起こせないという危険性が高まるので、
いつも以上に細心の注意を払い運転
しなければならない。
インタビューを終えて
警察官になって、多くの人と出会い、
仕事のやりがいを見い出した方だと思う。
人間関係に悩む人は多いが、
多くの人との出会いによって
今の自分があると感じれる人ほど、
人としての魅力に溢れた人はいないと思う。
そんな人にインタビューできたように感じた。
最後までお読みくださり、
ありがとうございました。
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