大学受験に失敗、だからこそ必死になれた公務員への道 〜公務員にインタビュー【市町村職員①】~
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元公務員であり、
長年公務員受験指導に携わっています。
多くの方に公務員を目指していただきたく、
活動を続けております。
インタビュー第13弾です。
今回の方は、”市町村職員”です。
初めてインタビューさせていただく、
市町村職員、さてどのような経緯で、
仕事に就き、今どのようにして働いて
いるでしょうか。早速見ていきましょう。
基本情報
・入庁2年目(専門学校2年在籍)
・コミュニティ支援課
・年収(入庁より9か月で)約220万円
(時間外手当を含む)
仕事内容
市民センターの申請書関係の処理、
公民館の事務局、
地域のスポーツイベントの管理、
自治会加入の促進 等
市役所職員になるまで
大学受験に失敗して、
将来の夢やなりたいものがなかった。
そんな時、友人が公務員を目指しており、
友人が目指す公務員を自分も目指すことを
決めた。安定している仕事であり、
大きな変化のない仕事が公務員と
思い、専門学校に進学する。
(→市役所職員が、大きな変化のある
仕事であったので、その点は入庁後、
戸惑ったとのこと。)
公務員になりたいと思ったが、
何か就きたい職種があった訳でもなく、
合格した先から職業を選んだ。
勉強のモチベーションは、
大学受験に失敗して、もう失敗したくないと
思ったからだそう。
ただ、専門学校ではクラスの上位にいたので、
勉強面では少し余裕を持っていたとのこと。
入庁後辛かったこと
仕事を1人1人それぞれに
違う業務を抱えている。
職員が1人でも欠けてしまうと、
仕事が回らなくなる。
良い人が多い職場だが、
周囲に迷惑ばかりとかけている人もいる。
長く働ける仕事である分、
長く居続けようと考えている人がいるのも、
事実である。
残業も多くあるが、
うまく給与に反映されていない。
ただ、このように
公務員が給与や残業について意見を話すと、
公務員以外の方から、
バッシングを受けるので話しにくい。
仕事のやりがい
自分に与えられた仕事を、期限までに
計画通りに終わらせるとやりがいを感じる。
また、感謝されるが思っている以上に、
多いこともやりがいに繋がっている。
市民の方に”ありがとう”と言われると、
仕事のモチベーションに繋がるとのこと。
インタビューを終えて
成績が優秀であった者が、
順調に公務員になったように感じた。
しかし、その裏では、
紆余曲折した人間模様があったように感じる。
人生はどこで大きな変化があるか分からない。
自分には夢がなく、楽な公務員になりたいと
思っても、勉強や面接でも苦労する。
公務員になれたとしても、
変化の大きな時代に巡り合ってしまうかも
しれない。
人生は長く不透明だ。
だからこそ、自分の人生は自分の力で
輝かさせるしかないようだ。
将来について夢がない、
大学に落ちたから公務員を目指した、
親に勧められて公務員を目指した、
理由は何でもいい、
公務員を選んだ自分を信じることが
できれば、公務員としての道を
切り開くことができる。
それを感じさせられるインタビューだった。
最後までお読みくださり、
ありがとうございました。
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