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公務員にインタビュー【自衛官②】~教師の夢より航空管制官?!~

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インタビュー第43弾です。

大学の夢が破れ、
なりたい公務員への夢も破れました。
そんな状況から、今まで自分が
培ったものを生かし、
仕事されている方へのインタビューです。

今回、”航空保安管制群”という、
航空自衛隊の中でも、
特殊任務に就いた方に
インタビューさせていただきました。
どういう仕事をしていて、
どんなやりがいがあるのかを
聞くことができましたので、
興味のある方はぜひ一読ください。


基本情報

・入庁4年目(専門学校2年在籍)
・航空自衛隊 航空保安管制群
・年収 約400万円

仕事内容

基地内の航空管制塔で働き、
レーダー等を確認しながら、
戦闘機や航空機を離発着をさせていく。

仕事のやりがい

戦闘機は非常に速いので、
一つのミスが大きな事故に
繋がる。それをミスなく
離発着させれたとき、安心感と
達成感を感じることができる。

また、その業務に担当するには、
国家資格を取得する必要がある。
その勉強量は膨大で、
心が折れそうになるが、
取得できたときの安堵感は
大きい。

苦労すること

”とにかく勉強が必要なこと”
分かりやすいところで話すと、
まず戦闘機、航空機の名前を
全て把握しないといけない、
さらに、指示は全て英語で、
表記も”フィート”や”マイル”なので、
そこから勉強しなければならなかった。

入庁までの経緯

もともと公務員は、
県庁や市役所で働くことを
夢見てきた。しかし、
専門学校入学後、思うような
成果を残せず、合格をもらった
自衛官の中でも、
長く働く気がなかったので、
自衛官候補生を進むことにした。
数年働いてから、その経験を
持つ教員として働くことを
夢見ていた。

現在、教員の夢は?

入庁後すぐに配属されたのが、
今の航空管制という仕事だったので、
入庁2年くらい経過した時、
この仕事のやりがいに気が付き、
教員の夢を諦め、
航空管制官として働く道を
選んだそう。

今後の予定

航空管制官は、あまり他部署に
異動することがないので、
全国転勤があるという、
現在は地元に近い基地での
勤務となっているが、
今後は全国の航空管制棟が
ある基地に異動していくのだそう。

インタビューを終えて

よく人生を”点”でしか
見えなかったものが、
線として繋がっていく瞬間に
出会えるという話をしているが、
この方もまさしく、点が線に
なっているように感じた。
教員を目指すほど勉強には真面目だった。
それが現在膨大な勉強する糧となっている。
英語も得意にしていたので、
その能力を認められたからこそ、
英語でやりとりする現在の任務に
就いたのだと思う。

自衛隊は本当に多くの業務に携わる。
その能力を見抜く力も多いにあると
思うので、今後も入隊する人の
性格を見抜き、
適材適所で任務遂行できる組織で
あり続けてほしいと願う。

最後までお読みくださり、
本当にありがとうございました。

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