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ライブはアーティストとファンで作り上げるものだと実感したTXT名古屋ドーム

まさか自分でもこんなことになるとは思っていなかったんですが
8月5日に行われたTOMORROW×TOGETHERの名古屋バンテリンドーム公演に
遠征してきてしまいました……。
長年ミーハーをしてますが、ライブを見に行くのは東京近郊まで。
遠征は今回が初めてです。
まさか、トゥバちゃんが人生初の遠征になるとは……、

まず、なぜ遠征までしてしまったか。
私は日本ドームツアーの初日である東京ドーム公演を見たのですが、
その時はメンバーのボムギュくんが怪我で半分近いパフォーマンスに参加できませんでした。
参加したとしても椅子に座った状態。本人も悔しさのあまり泣いてしまって、
その彼をメンバーが変わるがわるおんぶしてステージを走り回るという
トゥバちゃんたちの絆を実感するステージで、それはそれで貴重なものを
見せてもらって、感動的で大満足だったのです。

でも、その後ボムギュくんがweverseライブで
「一人いないって、パフォーマンスするのもすごく大変になのに
そんな素振りも見せず、ただ『頑張れ』とだけ言ってくれるメンバーに
すごく感謝してるから、早く治して一緒にパフォーマンスしたい」
「○○(曲名)では僕がいないのは話にならないから、絶対踊らなきゃって思った」
「名古屋では絶対に『ひとつの誓い』を踊りたい」
と、静かに、でも力強く話しているのを見て
どうしてもその姿が見たくなってしまったんですよね。

そのボムギュくん、名古屋ドームでは全てのステージに参加していましたが、
前半はメンバーと別にスタンドマイクでパフォーマンスしていることが
多かったです。
メンバーがセンターステージで踊っている時に
遠く離れたメインステージで一人でスタンドマイクで歌うこともありましたが
彼はメンバーから離れた場所で一人でいても、ずっと踊ってました。
カメラに抜かれていない時でも、一人で踊り続ける姿は
あまりに健気だったし、彼のTXTのメンバーとしてのプライドも、
そしてMOAさんたちへの誠意も感じられて
もう本当に心を掴まれました。彼は本当に誠実な人だと思いました。

後半は、メンバーと一緒にパフォーマンス参加する曲が増えていましたが、
彼の低音が響く声の魅力に鳥肌が立つこともしばしば。
自分がいないと話にならないと言っていた曲の一つであるGBGBは
その表現力が凄まじくて
カメラに抜かれるたびに、ドームが揺れてましたね 笑

ライブ中盤、センターステージにいるメンバーが
「みんなこっちに来て!」とメインステージにいるボムギュくんに
言われて、戻っていく場面があるんですが、
東京ドームでは四人が結構なダッシュでボムギュくんに駆け寄って行ってたのに、
今回はのんびりのんびり歩いていて「早く!」と怒られても
「これが全力でーす(by テヒョンくん)」という姿に、
ああ、ボムギュくんはもう順調に回復してるんだなと謎の安心感を感じました 笑。

最後、ヨンジュンくんの水鉄砲攻撃から全力で逃げるボムギュくん。
そんなに走って大丈夫?と思いつつ、楽しそうでほっこりした

4〜5万人収容できるドームがこれだけある国って実はそんなになくて、
韓国でも多くて2万5000人くらいだったと思います。
東京ドームを埋めることはできても、ドームツアーができるアーティストは
KPOPスターと言えどそれほど多くない。
その初めてのドームツアーを完全体でパフォーマンスできないっていうのは、
本人もチームも相当動揺があったのは想像に難くありません。
ファンダムであるMOAさんたちも、心配、不安があったと思うんですよね。
でもこの危機的状況でもMOAさんたちが、すごく大きな愛で
トゥバちゃんたちに寄り添ってあげて、
もちろん完全体のパフォーマンスが見たいけど、無理は絶対にしてほしくない……
という気持ちがSNSから伝わってきて、
はたで見ていてものすごくいいファンダムだなあと思っていました。
東京、大阪、名古屋と少しずつ参加できるステージが増えるボムギュくんを
一緒に涙したり笑ったりしながら、見守って、喜んで、感謝して……。
私が参戦したのは名古屋2日目で、1日目にボムギュくんが
日本のオリジナル曲「ひとつの誓い」のパフォーマンスに加わっていることは
わかっていたのですが、それでも曲が始まって、
そこにボムギュくんがいた時の歓声はすごかった。
いろんな思いがこもった歓声で、私までうるっときました。

想定外の危機に面したTOMORROW×TOGETHERというチームが
日本のドームツアーを通してMOAさんたちと一緒に
試練を乗り越えていく過程は、メンバーにとっても意義深いものに
なっているんじゃないかと思います。
チームとしての団結力、そしてトゥバちゃんたちとMOAさんの絆が深まった
TXTの歴史を振り返るときにこれからもずっとずっと
語り継がれるツアーになるんじゃないかなって思いました。

あと今回、私の席の周りにいたMOAさんたちは
かなり若く見受けられたのですが、彼女たちが本当に可愛くて。
メンバーの行動に対する反応がすごくいいんです。
いちいち「ぎゃあああああ」「かわいいいいいいい!」「かっこいいいいいいい!」「ちょっと!!!!!」と反応していて、
それが可愛すぎて、私は笑いが止まらなくなってしまった。
そして、とにかく掛け声がすごかった。
正直、トゥバちゃんたちのグループ名自体が掛け声に向いていないというか(失礼)
すごく難しいなあと思っていたんですが、
もう私の周りにいたMOAさんたちがすごく大きな声で
ずっと掛け声していて、おかげで私も最後の方はちょっと声出ちゃってた(笑)。
(なんなら今家で曲を聞いていても、つい掛け声が出ちゃう)
もうああなると掛け声もライブの大事な一要素ですよね。
ファンとアーティストが一つになったライブの熱気、それに多幸感がすごかった。多分、彼女たちもへとへとだろうし、声枯れてるんじゃないかなって思います。
メンバーも「今日が一番熱気がすごかった!」と言ってましたし、
それに応えるかのような素晴らしいライブでした。
アーティストのパフォーマンスの素晴らしさがパワーがファンの熱い応援を生み出すのか、
ファンの溢れるほどの愛がアーティストに力を与えてすごいパフォーマンスを引き出すのか、
どちらが先なんだろ?って「コロンブスの卵」みたいなことを考えてしまう
3時間の公演、本当に楽しかったし、遠征した甲斐がありました!

正直に言うと、東京ドーム初日はや舞台の転換?にちょっと難があって
VCRが終わっても、なかなか始まらない時間があったりもして
「この間はなんなんだろ?」みたいなことが何回かあったんですが
名古屋ではそれは全くなかった。
メンバーのMCの日本語もかなりこなれてきているし、
台本にないことを話す時も通訳さんをうまく使って対応していて
バラエティコンテンツで見るトゥバちゃんたちらしさを
すごく感じました。
それにしても、MC の内容も、日本語カバー曲も毎回変えて
準備してくれていて、本当に誠意を感じます。
あれだけ歌えて踊れて、顔が良くて、背も高くて、
ステージに真摯な五人組……本当に奇跡のグループだとしか思えない。
そんなふうに思う私は、もう完全にトゥバ沼にどっぷりつかっちゃってるようです。





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