威嚇も脅しもせず、軽やかに暴れるBOY NEXT DOORの魅力
とうとうBOY NEXT DOOR(ぼねくど)がカムバックしましたね!
すでに公開されていた「Dangeraous」には「両親観覧不可」なんていう韓国語のタイトルがついていたので、
え?もしかして、ちょっとセクシーな曲きたのか?
なんて思ってしまったのですが(よこしまなこと考えてごめんなさい)
夜中に家を抜け出して、仲間と遊びに行くことを歌った曲で。
「親父の財布に手をつけたことはないけど、ブランド物の服を借りたことはある」
なんて歌詞があったり、
夜中に抜け出して遊びに行くと言っても、MVでは狭いカラオケボックスで踊りまくったり、屋上でサムギョプサルを頬張っている姿に
等身大がすぎる!と、オンマ世代の私は愛しさを感じてしまいました。
そしてカムバ曲「Nice Guy」は軽やかなラブソング。
……ラブソングって言っていいのかな、気になる子に「僕ってNice Guyだよ!」ってアピールしてる歌なんですよね。
とにかくシンプルなのに、聞いていて体が動かずにいられない。
ボネクドの魅力って頭を空っぽにして、楽しめるところ、
日常を共にしてカラフルに彩ってくれるところだと実感しました。
今までのボーイズグループのパフォーマンスで
人気だったり話題になるものって、ちょっと悪い感じだったり
ブルドーザーみたいな破壊力があったり、
重くて怖い感じのものが多かったと思うんですね。
パワーと重量で圧倒してくるものに、「すごっっ!」と制圧される感じがあった。
でもボネクドは制圧してこようとする気配がが全くない!
威圧してくる感じもしない。
パフォーマンスを見ていても「ダンス上手いだろ?歌、ラップ上手いやろ?(ドヤ顔)」という自己顕示欲もまっっったく感じない。
ただ表情管理は最高に上手い。全員が全員、その時々で最高の顔をしてくれます。
自らが楽器のように歌ったりラップしたり、
音符のように躍って、音楽を楽しんでるバイブスがダダ漏れしてる感じ。
そのパフォーマンスを見てると、とにかくただただ楽しいしい、ワクワクするし、幸せになれる。
こんなボーイズグループ、本当に今までいなかったと思います。
今までも今回も然りなんですが、
彼らの楽曲を聞いていて思い出すのは60年代、70年代のアメリカのテイスト。
ジャクソン5を聞いたときの、心が躍るようなときめきを感じるんです。
バラードやミディアムテンポの曲には古い映画のようなクラシカルな雰囲気があって、全体的に品の良さを感じるのも魅力です。
アメリカでものすごく好かれそうだし、私と同世代(アラフィフ)の
大人にもウケると思う。
衣装もすごくいいけど、絶妙に「洗練」という言葉からは外れてる(外してる?)感じがするんです。
普通の若い子が手持ちの洋服で真似できそうな感じ。
デザイン系の学校に通う尖ったセンスの子が作るリメイクじゃなくて、
パパのお下がりをお裁縫が得意なお姉さんにちょっといじってもらったみたいな
雰囲気を醸し出してるんですよね。
この方向性でちょっと引っ掛かりのあるスタイリングの衣装ができたら
ボネクドスタイルなんてブームを生み出せそうな気もします。
メンバーがルックス、パフォーマンス力全てにおいて粒揃いで、
仲良しで常にガチャガチャしていて仲よさそうなのも
本当に見ていて楽しい。
特に誰かを推すのではなく、グループ全員をまとめてぎゅっと抱きしめたくなるのがボネクド。
ほんと、私なんて彼らのことを知ったのはここ数ヶ月なのに
地元の知り合いの子が頑張ってるのを応援しているような気分なんですから。
今回のカムバ、上昇気流に乗っているのを感じます。
隣にいたはずの兄ちゃんたちが、どこまで飛んでいけるのか、
ワクワクしながら見守りたいと思います
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