2021/6/7 (NVC)畏怖の念につながる
何か気持ちがザワザワするような出来事があった時、
NVCではまず、自己共感をしましょう、というプロセスが
お勧めされています。
自己共感とは、自分自身に思いやりの気持ちを向けて
「何が大事だったんだろう?」と
大切なことに意識を向ける、というプロセスです。
でも怒りや悲しみがとても大きいような時、
なかなか「大切なこと」に意識が向かないようなこともあるでしょう。
そんな時にお勧めなこと、それは
「リソースになる気持ちを思い出してつながること」
です。
リソースになる気持ちとは何か?
コネクションプラクティスでは
まず、意識をハートに向けて「感謝」の気持ちをハートに満たす、
というプロセスをお勧めしています。
NVCの認定トレーナーのジムとジョリが教えてくれたのは、
「畏怖の念」
という感情につながる、ということです。
つまり、リソースとしての感情とは
自分とつながることに役立つ、そのベースを整えるための
気持ち、ということです。
でも、日常生活を生きていて、
「畏怖の念」を感じることなんてなかなかないですよね。
私も普段は、バタバタと日常生活に追われて、
なかなか、感謝や畏怖の念につながる、ということは
出来ないのが正直なところです。
でも先日、こんなことがありました。
コネプラの練習会で「つながりの道」というプロセスをやっていた時、
最後のところで、ものすごく大きな「愛のエネルギー」を
感じることができました。
その時の感動の気持ち。
それは思い出しても涙が出てくるぐらいに大きな動きでした。
言葉にするとそれは「畏怖の念」と呼べるものです。
また、こんなこともありました。
NVCの創始者のマーシャルローゼンバーグ博士が残した
「スピリチュアリティ(精神性)」に関する本の
読書会をやっている時、
そのマーシャルの言葉を音読していたとき、
その奥にこめられたマーシャルの思い、
愛の深さにつながり、
号泣してしまった、という出来事がありました。
その場に参加してくださっていた全員のみなさんに、
そのバイブレーションは伝わり、
ものすごく深い感動、心が揺さぶられる体験でした。
その体験を思い出すことでも、
「畏怖の念」
に、私はつながることが出来ます。
そのような、貴重な体験をするたびに、
いつでも思い出せるように、心のポケットにしまっておく。
そして、自己共感が必要な状況になった時に、
まずその「畏怖の念」とつながることが出来れば、
スッと穏やかな心を取り戻す助けになるかもしれないなぁと思っています。
もちろん、なかなかそれが出来ないこともあるでしょう。
だからこそ、プラクティス、心の修練をし続けようと
改めて思います。
あなたは、どんな時に
「畏怖の念」とつながれますか?
くみくみが、畏怖の念について語ったライブ中継
くみくみ
2021/6/7
@晴れになったつくばから
■NVCマーシャルのスピリチュアリティ読書会3期をはじめます。
7/6朝スタート
https://resast.jp/events/573428
くみくみと、NVCの奥に流れる深い愛に触れる体験をしませんか?
日本語翻訳もあります。