ドイツ その4 ドレスデン編 Semperoper
ドレスデンミッテ駅近くのホテルから歩いて5分ほどでツヴィンガー宮殿が見えてきました。
宮殿の周りに遊歩道とベンチがあってマイナスイオンたっぷり空間です。
ここゆっくりお散歩したら楽しいだろうなーと後ろ髪をひかれつつ、お隣りのゼンパーオーパーへ。
1828〜1841年に建設されたというザクセン州立オペラ劇場で、世界一ともいわれる豪華さなのです。
この劇場専属のオーケストラは世界有数の歴史があり、私のオケ友にもここのオーケストラの音が一番好きだという人もいます。
開演前になるとドレスアップした観客たちが続々と集まってきます。
ダフ屋さんもいましたょ。
コートはクロークに預ける様になっていて、帰りにクロークが混むのが嫌だから席まで持って行こうかな、と思ったら係員に止められました。
会場内にはドレスやスーツのみの服装で入るものなのね。
2Fや3Fの席に行く階段や通路も豪華絢爛です。
座席の前の廊下には赤絨毯がしきつめられていて、係りの人に鍵をあけて貰って中に入ります。
馬蹄形のオペラ劇場内部はこんな感じです。
モーツァルトやバッハみたいな髪型の人が居たとしても違和感ない雰囲気。
2Fの舞台近くの席からはオーケストラピットが見えます!
チェロは3プルトで中央にいました。
左下が木管で右上が金管とティンパニです。
今日の演目はバレエ、眠りの森の美女です。
ついついバレエよりオケを見ちゃうんですが、バレエも素晴らしいです。
3時間の演目で休憩が2回あり、みなさんワインやシャンパンを飲んで楽しんでいました。
私は日本時間だと真夜中なせいか、飲んだら寝そうだったのでアルコールは無しで。
オーケストラの音とバレエを堪能して会場を出ると夜10時を過ぎていてあたりは真っ暗です。
来る時に見た宮殿がどっちにあるのか解らなくなりながらも何とかホテルまで迷わず帰りつきました。
旧市街にあるホテルを取らなかったのでミッテ駅に向かう方向は人気があまりなくてちょっと怖かったけど治安は良さそうでしたょ。
ドレスデンには他にもドレスデン王宮やフラウエン教会など見所たくさんなのですが、今回は時間がなく開演前に駆け足で軽く見て回りました。
今度ゆっくり来てみたいな。
街の雰囲気はイタリアで言ったらローマみたいな感じで重厚感ある建物が多いです。
明日はいよいよベルリンへ。
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