ソープ編⑥
「パンパン!(手をたたく)よし!一回皆集合!」
俺は受付にいた2人のスタッフにも声をかけた。何事?という顔をしている。 上司が、
「あ、あのお客さまは私が担当させて・・・」
「チップあげるから皆一回おいで‼」(俺)
言葉を遮りピシッと言い放つ俺に、スタッフ達が期待と困惑の入り混じった顔を浮かべながら寄ってくる。
皆若い。
基本その中で一番偉いやつを担当にするのだが、なるべく多くのスタッフの心をつかんでおいたほうが後々何かと都合がいい。
PLAYを終える度様子がおかしくなる俺は、以前ドンぎまりすぎてトイレにシャブやポンプを忘れたのだが、手なずけておいたおかげで
「おお、わりーわりー、忘れてたわ、へへっ」だけで済ませた。
何よりもいろんな角度から嬢の情報を聞き出せる。
いい嬢と遊びたいなら、サイトでどんなレビューをチェックするよりも、この方法が確実だ。
写真を見て選ばなくても、信用できるスタッフに任せてしまった方がまず、間違いがない。
信用できるスタッフを作れるか否かは自分次第。
お互いの信頼関係がものを言う。
その信頼関係を極力短時間で作り上げる方法として、俺はチップを配った。ほんの少しの出費で効率的に当たりを引ける訳だ。
ただ、やっぱり写真みて想像して楽しみたいから、毎回必ずアルバムを見ていた。
なんだかよく分かってないけどサポートしてくれたら、嬉しいな。