生涯の師・陳老師にお目にかかる
台中の陳永瑜老師にお目にかかる日が来ました。
当初は、台北から新幹線に乗って台中へ行くことが多く、はじめて台湾の新幹線にも乗りました。
なかなか快適ですね。
各駅停車の新幹線で台北から台中まで約1時間です。
前日よりホテルに宿泊し、2013年5月8日の朝に通訳の李さんが車で迎えに来てくれました。
陳老師の自宅の前に着くと、表札もないし占い・・・という看板のようなものも一切ありません。
李さんにお聞きすると台湾では表札はないが住所の表示があるのが普通とのこと。住所を表示したプレートのようなものはありました。
お陰でそんなに迷うことなく陳老師宅に着くことができました。
中国語で簡単に初対面の挨拶を済ませ、応接間兼鑑定ルームで約2時間くらいでしょうか、わたくしを含めた家族4名の鑑定をしていただきました。
とくに記憶に残っているのは、わたくしの娘のことです。
娘は2011年の中学2年のときに大病をし、半年ほど休学を余儀なくされました。
わたくしを含め日本の四柱推命の先生に鑑定していただきましたが、皆、2011年はわたくしの娘にとってよい年とのことです。
しかし、陳老師にみてもらったところまったく正反対の鑑定結果をおっしゃいました。
「2011年は娘さんにとって非常によくない年です。」
「しかし、田中さんのお嬢さんは八字(四柱推命)でみて非常に微妙な命式なので、プロの方が間違っても致し方ないですね。」
実は陳老師に鑑定いただく前に台北でも高名な八字の老師に娘の鑑定をしていただいていましたが結果は陳老師の答えと一緒でした。
やはり日本の四柱推命はどうもおかしいところがあるな・・・
と思い、ますます台湾で本場の紫微斗数や八字を学びたいなという想いを強く抱くことになりました。
鑑定は八字を主にしてみておられたようで、紫微斗数は補足的にご説明されました。
マレーシアの鄭老師が師父と仰がれ、また著作も品のいい表紙カバーで内容もかつてみたことのない紫微斗数のロジックをみていましたので、お目にかかる前から個人レッスンを依頼する心づもりでした。
主にレッスン料のことをお聞きし、翌月の6月から個人レッスンのご予約をお願いしました。
それ以来、2019年の7月までの間、計25回訪台し、陳老師のレッスンを受けてきました。
しばらくの間、毎回のレッスンは驚きと感動の連続であったことは、わたくしのアメブロ「復刻・紫微斗数は神様の黙示録」に綴っています。
とくに日本ではまったく知り得なかった欽天四化派の紫微斗数の伝授をしていただけことは望外の喜びです。
さらに日本で長年の間四柱推命と付き合い、迷いに迷った四柱推命でしたが、陳老師の八字でそれを完全に払拭することができました。
今年、2020年は残念ながらコロナの影響で訪台はかなわないことになりましたが、来年は是非また訪台し、陳老師のレッスンを受けることを楽しみにしています。
上の写真は向かって左より田中、陳老師、老師の奥さん、通訳の李さんです。
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