親子関係

母親の携帯電話の機種変更について行った。とてもわかり易く説明してくれる店頭スタッフの話を一生懸命聞きながらも、「娘がわかってるはずだから大丈夫」と丸投げする母親。年々、新しいものに疎くなって、調べることが億劫になり、現状維持、停滞を心地よく思う年齢になった母。20代の頃はそんな母に苛つきを覚えてしまい、会って別れた後にいつも反省していた。歳を取るという事は緩やかに衰えていくのは確かだけど、成長する気が無いわけでない。最近は根気強く付き合えるように気をつけている。頼ってほしいとも思うし、何より「なんで?」「どうやって?」って聞かれたとき、方法くらいは教えてあげたいし、意欲をなくしてほしくない。母親がいつもそうしてくれてるように、私も母の一番の味方で有りたいと思うのだ。
長生きしてください、母。


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